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トップ  バックナンバー  2011年  1月  第61回 私たち、幸せになります

私たち、幸せになります
~戦国を生きた女 「江」姉妹の結婚~

●本放送 平成23年 1月 5日(水) 22:00~22:43 総合 全国
●再放送 平成23年 1月 8日(土)
平成23年 1月12日(水)
平成23年 1月14日(金)
13:05~13:48
08:15~08:58
02:25~03:08
総合
BS2
総合
全国
全国
全国 (木曜深夜)
*再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認下さい。

配役:江 役:金田美香 茶々(淀殿)役:多田実喜 初 役:樹もも
お市 役:大内ミサト 豊臣秀吉 役:酒井高陽  

エピソード1 見知らぬ人と結ばれて・・・

家の都合のため、親が決めた相手と結ばれる政略結婚。江の父・浅井長政と母・お市(織田信長の妹)は政略結婚ながらも、愛を育み、仲むつまじい夫婦となります。一度結婚すれば夫婦は死ぬまで添い遂げるもの、そんな夫婦像を教えられて育ったのが、3人の娘、茶々(後の淀殿)・初・江です。三姉妹は両親を亡くした後、親代わりとなった豊臣秀吉の思惑で政略結婚させられながらも、結婚に幸せを求めます。その中で大変だったのが、末娘の江。最初の結婚ではすぐに離婚させられ、二度目の結婚はすぐに夫と死別。自分には両親のような結婚とは縁がなかったとあきらめかけた江に、三度目の結婚話が持ち上がります。その夫こそ徳川家康の息子・秀忠。その秀忠と江は死ぬまで30年添い遂げることになります。
「秀忠と祝言をあげる江(再現)」
 

エピソード2 妻の悩み 嫁の悩み・・・

 「寝室での夫婦(再現)」
6歳年下の徳川秀忠と新婚生活を始めた江。実直な秀忠は、正室の江のほかには側室をもたず、江を心から愛します。二人は次々と子供に恵まれますが、生まれるのはなんと女の子ばかり。当時、秀忠は徳川家の跡取りとして、次の世継ぎをもうけるプレッシャーを感じていました。悩んだ秀忠はついに、江とは別の女性に子供を産ませます。そして男子誕生。江は嫁として一番大切な役目を果たせず、ショックを受けます。そして頼ったのが、子授けで有名な奈良にある帯解寺。そのかいあってか、結婚9年目、5人目の子で、ついに男子誕生(後の将軍・家光)、ようやくプレッシャーから解放されます。江はその後も秀忠との間に一男一女に恵まれ、妻として嫁として、その立場は盤石のものとなります。
 

エピソード3 引き裂かれる姉妹の絆

1600年、関ヶ原の戦い。この戦い以降、徳川家が権力を握り、江の嫁いだ徳川家と淀殿の豊臣家との家の関係は悪化します。しかし、姉妹個人の間ではお互いを気遣うなど、良好な関係を保っていました。ところが、その絆さえも引き裂く事件が起こります。「大坂の陣」、徳川方20万の兵が大坂城を攻め始めます。そんな時、江戸で動けない江に代わって、姉を救うために立ち上がったのが次女の「初」。初の努力で一度は和平が成立しますが、翌年再び戦いとなり、淀殿は大坂城とともに自害します。最愛の姉を失った二人、姉の分まで生きるべく、残りの人生を寄り添うように生きています。
「大坂の陣での三姉妹(再現)」
 

参考文献

『戦国三姉妹 茶々・初・江の数奇な生涯』小和田哲男(角川選書)
『お江 戦国の姫から徳川の妻へ』小和田哲男(角川学芸出版)
『浅井長政のすべて』小和田哲男編(新人物往来社)
『淀殿』福田千鶴(ミネルヴァ書房)
『浅井氏三代』宮島敬一(吉川弘文館)
『大坂の陣』二木謙一(中公新書)

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