バックナンバー

トップ  バックナンバー  2014年  3月  第172回 大発見 歌麿の最高傑作 

大発見 歌麿の最高傑作 
巨大美人画に秘められた真実

●本放送 平成26年 3月 5日(水) 22:00~22:43 総合 全国
●再放送 平成26年 3月12日(水)
※火曜深夜01:25~02:08
総合
全国
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。

配役:喜多川歌麿役:矢口恭平

エピソード1 大発見!歌麿の最高傑作

発見された歌麿の最高傑作「深川の雪」(岡田美術館蔵)
2012年、東京で見出された一幅の巨大な掛け軸。それは、長らく行方不明で古い白黒写真しか残っていなかった喜多川歌麿 作「深川の雪」でした。鮮やかな色彩と巧みな構図。歌麿ならではの優美な女性たちが集う、紛れもない傑作。歌麿が最晩年に到達した究極の美人画をたっぷりお見せします。
 

エピソード2 流転の“雪月花”三部作

「深川の雪」は「品川の月」「吉原の花」とで3部作になっています。江戸の代表的遊里と自然の美を組み合わせる粋な趣向のこれら3作品は、明治半ばフランスに流出。「品川の月」「吉原の花」がさらにアメリカへ渡るも「深川の雪」だけ日本に戻りました。在米作品も特別撮影。数奇な物語をご紹介。
喜多川歌麿「品川の月」Freer Gallery of Art
 

エピソード3 反骨の絵師を支えた栃木

危険な絵!?歌麿「吉原の花」Wadsworth Atheneum Museum of Art, The Ella Gallup Sumner and Mary Catlin Sumner Collection Fund, 1957.17
近年、歌麿の絵が続々と栃木市で発見されることから、歌麿は3部作も栃木で描いたと考えられています。3回は栃木を訪ね、そのつど大作を描いたと推測される歌麿。完成まで実に十数年、それほど長い間続いた歌麿と栃木の特別なつながりとは?栃木でなければ絶対に描けない“危険な絵”っていったい何?
 

エピソード4 最高傑作誕生!歌麿のラストメッセージ

浮世絵界の頂点に君臨した歌麿。しかしその地位は、徳川幕府にいつ逮捕されてもおかしくない危うさと背中合わせでした。そんな苦闘の末に栃木で描き上げた「深川の雪」。それは歌麿の人間賛歌、そして幕府に抵抗し続けた絵師のラスト・メッセージ。歌麿一世一代の傑作にかくされた秘話をご堪能あれ!
幕府にあらがいながらも浮世絵を極めた歌麿だったが…(再現)
 

この回ゆかりの地は・・・

参考文献

『歌麿と栃木』(浅野秀剛 『國華』1387号所収)
『喜多川歌麿』(浅野秀剛 新潮日本美術文庫)
『歌麿の美人』(小林 忠 小学館)
『喜多川歌麿』(展覧会図録 千葉市美術館・大英博物館)

Page Top