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トップ  バックナンバー  2019年  5月  第347回 五・一五事件 チャップリン暗殺計画

五・一五事件 チャップリン暗殺計画

●本放送 令和元年 5月15日(水) 22:30~23:20 総合 全国
●再放送 令和元年 5月28日(火)
15:08~15:58
総合
全国
※放送予定は変更されることがあります。また地域によっては放送の有無もあります。
当日の新聞、最寄りのNHKのHPなどでご確認下さい。

出演:チャールズ・チャップリン 役:アルノ・L/高野虎市 役:矢口恭平/犬養 毅 役:川上 哲/犬養 健 役:杉森大祐/古賀清志 役:長南洸生

エピソード1 あの日 なぜチャップリンは日本にいたのか?

チャップリンの秘書は日本人だった(ドラマパートより)
五・一五事件の日、チャップリンはなぜ日本に?――答えは日本人の高野虎市との関係にあります。元々運転手として雇われながら、その誠実な仕事ぶりでチャップリンの秘書に引き上げられた高野。「日本人排斥」の色濃い当時のアメリカ社会にあって、チャップリンが高野に目をかけたのには深い理由が……。
 

エピソード2 凶弾からチャップリンを守れ 秘書 高野の苦闘

五・一五事件を起こした海軍の青年将校たちが狙っていた犬養総理大臣主催の「チャップリン歓迎会」。不穏な空気ただよう日本にあって、チャップリンの身を守るべく心を砕いていた高野もこの恐るべき事態は知る由もありません。運命のカウントダウンは刻一刻と迫ります――!
五・一五事件の狙いはチャップリン!?(資料提供 ユリコ・ナダオカ)
 

エピソード3 自由のための闘い それからのチャップリンと高野

自由のために闘った2人(資料提供 ユリコ・ナダオカ)
世界の平和に危機感を抱いたチャップリン。日本から帰ったのち社会へのメッセージを込めた映画を作ります。当時はヒトラーによるユダヤ人迫害が強まっていたころ。この時制作されたのがヒトラーのナチスドイツを批判する映画「独裁者」でした。しかし、チャップリンの秘書・高野はすでに――。
 

参考文献

『検察秘録・五・一五事件Ⅰ~Ⅳ(匂坂資料1~4)』(角川書店)
『チャップリン暗殺5・15事件で誰より狙われた男』(大野裕之 メディアファクトリー)
『チャップリンの影 日本人秘書 高野虎市』(大野裕之 講談社)
『チャップリンが日本を走った』(千葉伸夫 青蛙房)
『チャップリン自伝(上・下)』(チャールズ・チャップリン 新潮文庫)

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