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トップ  バックナンバー  2011年  1月  第63回 “悪の華”は平安京の夜に開く

“悪の華”は平安京の夜に開く
~キケンな貴公子、藤原頼長~

●本放送 平成23年 1月19日(水) 22:00~22:43 総合 全国
●再放送 平成23年 1月26日(水)
平成23年 2月18日(金)
8:15~8:58
2:00~2:43
BS2
総合 ※木曜深夜
全国

*再放送の予定は、変更されることがあります。当日の新聞等でご確認下さい。

配役:藤原頼長役:市川春猿

エピソード1 恐怖?カタブツ?異色な貴族の意外な素顔

“遅刻した貴族の家を焼き払う”、“斬りあいをした家来の腕を切り落とす”――数々の事件で、悪左府=恐怖の左大臣と呼ばれた藤原頼長。一方で、「乱れた世の中を正したい」と、中国の法律や歴史を徹底して学び「日本一の大学生(だいがくしょう)」と呼ばれた博識ぶりも知られている。恐怖の左大臣か?生真面目なカタブツ貴族か?物騒な行動のウラに隠された頼長の真の姿に迫る。
数々のスキャンダラスな事件を起こした藤原頼長
 

エピソード2 日記に秘められたキケンな火遊び

うら若き貴族たちと次々に関係を結んだ頼長
頼長が残した日記『台記』には、うら若き貴族から家来たちまで、男性たちとの赤裸々な恋愛記録がつづられている。当時、男性同士の恋愛、「男色」自体は珍しいものではなかったが、子孫に伝え残す日記にその詳細を残しているのは珍しい。なぜ、頼長は恋愛日記を書き残したのか?そこには、ある恐るべき目的が隠されていた。平安京の夜に妖しく開く“悪の華”のキケンな顔とは?
 

エピソード3 のろい、裏切り、陰謀…頼長を襲った悲劇

頼長にある日、天皇を呪い殺したとの疑いがかけられる。これは、優秀な頼長を嫉妬し続けた兄・忠通と対立する貴族たちの策略だったのだが、呪いを信じる貴族たちは、大混乱。頼長は孤立を深めていく。この兄弟ゲンカは、やがて朝廷を二分する対立へと発展。保元の乱へとつながっていく。貴族の世から武士の世へ。時代の転換点に、陰謀渦巻く朝廷の中で、はかなく散っていった“悪の華”の悲劇の物語。
保元の乱で悲劇の最期を遂げた藤原頼長
 

この回ゆかりの地は・・・

参考文献

「院政期社会の研究」  五味 文彦 著(山川出版社)
「人物叢書 藤原頼長」 橋本 義彦 著(吉川弘文館)
「人物叢書 藤原忠実」 元木 泰雄 著(吉川弘文館)
「平安朝の女と男―貴族庶民の性と愛」服藤 早苗 著(中公新書)

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