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トップ  バックナンバー  2009年  12月  第27回 私たち、草食系武士です。

私たち、草食系武士です。
~新・平家家族物語~

●本放送 平成21年12月16日(水) 22:00~22:43 総合 全国
●再放送 平成21年12月23日(水)
08:15~08:58
BS2
全国
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。

配役:平清盛・役 アンディ岸本(あんでぃ・きしもと)さん
平滋子・役 永田沙紀(ながた・さき)さん 
後白河上皇・役 川上哲(かわかみ・さとし)さん

エピソード1 私は極悪人じゃありません。

実は良い人だった清盛(再現)
「平家物語」では極悪人として描かれた平清盛。しかし、同時代に書かれた訓話集には、身分の低いものにも優しく、気配りや思いやりのある姿が描かれている。この気配りは、政治面でも発揮され、二条天皇の皇居を警護したり、後白河上皇に三十三間堂を寄進するなどして、出世の道をつかんだ。また、厳島神社に奉納した豪華な平家納経からは、一門の繁栄を願う清盛の思いやりの気持ちを知ることができる。極悪人ではない清盛の姿を描く。
 

エピソード2 家族そろって草食系武士!

清盛は、武士でありながら、貴族社会の中で武力を使わずに出世する道を選ぶ。そこには平氏の女性たちの支えや、家族総出で貴族の素養を習得する努力があった。その結果、清盛は貴族の最高位・太政大臣に就任。さらには娘・徳子と高倉天皇との間に皇子も誕生。その皇子が安徳天皇に即位したことで、清盛は「天皇の祖父」という、名実共に最高権力者となる。そんな清盛一家の努力と絆を描く。
草食系武士路線で奮闘する平氏一門(再現)
 

エピソード3 私たちはおごりで滅んだのではありません。

新しい政治体制をめざした清盛(再現)
権力を握った平氏に対して、皇族・貴族からの反発が高まる。後白河上皇は平氏一門の領地を没収し、平氏打倒をも画策していた。治承3(1179)年、清盛はついに後白河上皇を幽閉。都を京都から福原(現在の神戸市)に移し、海外に開かれた新しい都で、文化や経済を重視したグローバルな貿易立国を目指した。しかし、これが従来の政治体制に安住していた貴族たちの猛反発を買う。それを受けて、源頼朝を中心とする源氏が反平氏の中心となり、勝利のためなら手段を選ばない戦い方で平氏に襲いかかる。
 

参考文献

おもな参考文献
 『平家物語1~12』 杉本圭三郎・訳注 (講談社学術文庫)
 『平清盛 福原の夢』 髙橋昌明 (講談社選書メチエ)
 『平家の群像 物語から史実へ』 髙橋昌明(岩波新書)
 『平清盛の闘い 幻の中世国家』 元木泰雄 (角川書店)
 『平清盛』 五味文彦 (吉川弘文館)
 『平家物語図典』 五味文彦、櫻井陽子・編 (小学館)
 『実は平家が好き。目からウロコの「源平」、その真実』 
三猿舎・編 (メディアファクトリー) 

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