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遍路は続くよどこまでも
~四国八十八か所霊場 1200年の物語~
●本放送 | 平成26年11月12日(水) | 22:00~22:43 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
平成26年11月19日(水) |
※火曜深夜00:40~01:23 |
総合 |
全国 |
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。 |
出演:ヒストリアン(番組リポーター):松田悟志 |
エピソード1 若き空海の悩み ~四国遍路 誕生の秘密~
四国で厳しい修行をする空海(再現)
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1200年前、八十八の霊場の元となる聖地群のもととなったのは弘法大師・空海。18歳のころ、官僚を目指し必死に勉強をしていた空海は「記憶力を高める方法がある!」と聞き、四国に向かいます。その旅路は空海の大きな転換点となり、そして後の“四国遍路”につながっていきます-
エピソード2 江戸のお遍路革命
空海の時代以降しばらく四国遍路は、あくまで僧侶たちの修行の道でした。しかし、江戸時代になると突然、庶民がお遍路に出るように。きっかけは一冊の本…空海を慕う僧侶が出した“お遍路のガイドブック”でした。今回のヒストリアン・俳優の松田悟志さんが、その本を片手に遍路道を歩きます!
江戸時代のとある“ガイドブック”がお遍路ブームの源に
エピソード3 お遍路復活!苦難のバスツアー
お遍路バス第1号の参加者たち
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戦争の時代となるにつれ廃れていったお遍路。しかし戦後、地元の観光会社が“バスによるお遍路”という企画を打ち出します。苦難の連続だったというこの第1回のバスツアーを、参加者の手記などを元に再現。戦争に傷ついた参加者たちは、このお遍路の末に何を見たのか…その心の旅路を見つめます。
この回ゆかりの地は・・・
参考文献
『四国遍路とは何か』(頼富本宏 角川選書)
『四国遍路 さまざまな祈りの世界』(星野英紀 浅川泰宏 吉川宏文庫)
『空海・高野山の教科書』(高野山金剛峯寺 高野山大学 えい出版社)
『四国遍路道 弘法大師伝説を巡る』(白木利幸 淡交社)