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トップ  バックナンバー  2015年  7月  第224回 あなたのココロを一刀両断

あなたのココロを一刀両断
日本刀ものがたり

●本放送 平成27年 7月 8日(水) 22:00~22:43 総合 全国
●再放送 平成27年 7月22日(水)
14:05~14:48
総合
全国
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。

エピソード1 日本刀 とっておき鑑賞法

日本刀:十一代古川(会津)兼定
日本刀の鑑賞法、その一は、刀身の模様である刃文や地鉄の美しさを見ること。番組案内役の渡邊アナも実際に刀を手に取って、拝見します。さらにその二は、拵(こしらえ)と呼ばれる さや・つばなどの装飾具をめでること。“よく斬れるが折れにくい”日本刀の特殊な作り方もご紹介。
 

エピソード2 つくってしまえ名刀を!~秀吉と光徳~

武器だった日本刀に“美術品”としての価値が加わったのが戦国時代の末。そこには天下人・豊臣秀吉が大きく関わっていました。秀吉は、当時天下一の刀剣目利きといわれた本阿弥光徳(ほんあみ・こうとく)と組んで公の機関を設けます。それは“刀剣鑑定専門”組織でした!そのねらいとは…?
戦国日本刀ブームをつくった秀吉と光徳(再現)
 

エピソード3 幕末動乱!ある刀鍛冶の生涯

幕末の刀鍛冶として闘った兼定(再現)
幕末・激動の時代。新選組副長・土方歳三の愛刀として有名な刀が「和泉守兼定(いずみのかみ かねさだ)」―会津藩の刀工11代兼定の手がけた日本刀でした。戦いの主役が刀から銃砲へうつりゆく中、兼定は刀鍛冶として生き抜きます。それは、明治の世となり刀も武士も廃れていった時代にあっても…
 

この回ゆかりの地は・・・

参考文献

『日本刀』(本間順治 岩波新書)      
『本阿弥行状記』(日暮 聖 他 東洋文庫)
『刀剣美術第52号 会津刀匠和泉守兼定について』(米山雲外 日本美術刀剣保存協会)
『刀剣美術第571号 会津兼定の作風』(外山登 日本美術刀剣保存協会)
『刀剣美術第580号 資料紹介~審査の現場から~』(日本美術刀剣保存協会)

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