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トップ  バックナンバー  2020年  12月  第410回 忠臣蔵 なぜ人々に愛される?

忠臣蔵 なぜ人々に愛される?

●本放送 令和2年12月16日(水) 22:30~23:15 総合 全国
※放送予定は変更されることがあります。地域によっては放送の有無もあります。当日の新聞・最寄りのNHKのHPなどでご確認下さい。

エピソード1 なぜ立ち上がった? 浪士たちの思い

赤穂浅野家家老 大石内蔵助(来迎院 蔵)
藩主の浅野内匠頭が江戸城内で事件を引き起こし、即日取りつぶされた赤穂藩。一転浪人となった赤穂の藩士たちは、主君への忠義、そして義憤から事件相手の吉良上野介の命をねらうあだ討ちに至ったとされます。しかし、一党を率いた家老・大石内蔵助や浪士たちにあった別の「志」に迫ります。
 

エピソード2 大石内蔵助と浪士たちの絆

突然の藩主切腹、藩改易に動揺する中、赤穂浅野の家臣団は分裂します。「お家再興」を第一とする大石たちと「あだ討ち」の即実行を叫ぶ急進派藩士たちの対立でした。その時の、日本文学研究者のロバート・キャンベルさんも高く評価する、大石がとった行動とは?
大石は苦悩の末に……(ドラマパートより)
 

エピソード3 いざ討ち入り! 浪士たちの覚悟

赤穂浪士の吉良邸討ち入り(国立国会図書館 蔵)
「討ち入り」の前、浪士たちには実に多くの困難がありました。特に吉良上野介の屋敷には警戒の人数がいかほどで、いつ、どこにいるのかがまったくわかりませんでした。しかし苦心の末、目的を達した赤穂浪士。理不尽と闘い、あきらめなかった「四十七士」の姿は、令和の日本でも語り継がれています。
 

参考文献

『東大教授の「忠臣蔵」講義』(山本博文 角川新書)
『東大教授がおしえる忠臣蔵図鑑』(山本博文 監修 二見書房)
『忠臣蔵のすべてがわかる本』(河合 敦 成美文庫)
『忠臣蔵』(1~3巻)(赤穂市 編さん)

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