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トップ  バックナンバー  2009年  11月  第24回 ただ、人を助けたい

ただ、人を助けたい
~直江兼続と「義」の後継者たち~

●本放送 平成21年11月25日(水) 22:00~22:43 総合 全国
●再放送 平成21年12月 2日(水)
平成21年12月 2日(水)
08:15~08:58
16:05~16:48
BS2
総合
全国
全国
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。

配役:直江兼続役:桜木 誠    
上杉鷹山役:松井 克之   
雲井龍雄役:吉原伸一 

エピソード1 直江兼続 その後・・・ 米沢藩に何が起きた!?

〈写真:直江兼続肖像〉 
関ヶ原の戦いに負け、石高をわずか4分の1に減らされてしまった上杉家。それでも直江兼続は家臣を一切リストラしなかった。家臣と自らの給料を減らし、土地の開墾を家臣たちにさせ収穫を上げ、米沢藩を安定へと導いていく。家臣をリストラしないという方針は、その後も藩の鉄の掟になったが・・・藩主相続のトラブルで領地を半減させられた上、養子に来た新藩主の父親は、「忠臣蔵」で有名なあの吉良上野介。上杉家は、上野介の贅沢の対価を肩代わりさせられてしまった。やがて米沢藩の経営は破綻し、領地を幕府に返上しようと決意するほど追いつめられてしまう・・・
 

エピソード2 「なせばなる」名言にこめられた秘策

兼続の死から150年後。財政危機のどん底にある米沢藩に登場したのが、第9代藩主・上杉鷹山。「領民の父母になる」ことこそ自分の「義」と考えた鷹山が詠んだ歌が、「なせばなる なさねばならぬ 何事も ならぬは人の なさぬなりけり」。何事もまず「できる」と考え、動き出させねば解決はあり得ない!と考えた鷹山は、荒廃した農村を立ち直らせるため、様々な施策を実行。さらに豪商と手を組んでの藩をあげての金融・貿易活動を行う。発想を転換し、藩財政の建て直しに成功した、鷹山改革の実像に迫る。
(写真:再現・「なせばなる」の歌を詠む上杉鷹山)
 

エピソード3 「義」の男・雲井龍雄 ただ、人を助けたい

(写真:再現・嘆願書を書く雲井龍雄と肖像)
幕末の戊辰戦争によって職を失った武士たちの再就職を、明治新政府に訴えた男がいた。米沢藩士・雲井龍雄。雲井は御一新の世で兼続以来の「義」を貫こうとする。行くあてをなくし、東京に集まった武士たちを生活させるため、雲井は「帰順部曲点検所」を設立。「浪人たちを軍隊として採用して欲しい」「農民や商人でもかまわないので職に就かせてやって欲しい」と政府にひたすら嘆願した。しかし、かつて明治政府に敵対した武士たちが集結することを恐れた明治政府は、雲井を反乱の疑いで逮捕。雲井は27歳で処刑されてしまう。
 

参考文献

『米沢市史 近世編1~2』(米沢市史編さん委員会)
『米沢藩』(小野榮 現代書館)
『米沢藩の経営学』(童門冬二 PHP研究所)
『正伝 直江兼続』(渡邊三省 恒文社)
『直江兼続のすべて』(花ヶ前盛明編 新人物往来社)
『上杉鷹山 人物叢書』(横山昭男 吉川弘文館)
『上杉鷹山のすべて』(横山昭男編 新人物往来社)
『酒田の本間家』(佐藤三郎 中央書院)
『上杉家御年譜 9・10 治憲公』(米沢温故会)
『雲井龍雄研究』(安藤英雄 明治書院) 
『謀殺された志士 雲井龍雄』(高島真 歴史春秋社)

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