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トップ  バックナンバー  2021年  2月  第416回 やっぱり尾張名古屋は“城”でもつ

やっぱり尾張名古屋は“城”でもつ

●本放送 令和3年 2月17日(水) 22:30~23:15 総合 全国
※放送予定は変更されることがあります。地域によっては放送の有無もあります。当日の新聞・最寄りのNHKのHPなどでご確認下さい。

エピソード1 攻撃要塞 名古屋城の秘密

名古屋城は大砲・百匁筒の「砲台」でもあった
現在、名古屋城では木造での天守の再建が計画されています。そのための調査から、名古屋城の恐るべき「攻撃力」が浮び上がってきました。「幅20メートルの内堀」というワナ。テレビ初公開の城郭図に描かれていた未知の防御設備。そして天守自体の威力……徳川家康が名古屋城に隠した秘密に迫ります。
 

エピソード2 アフター戦国 義直の挑戦

3年前に復元された名古屋城本丸御殿は、尾張徳川家初代・徳川義直が建てたものです。父・家康の薫陶を受けた義直が抱いた信念は「天下太平」。一見、大名がぜいを尽くした住まいかのような本丸御殿ですが、そこには太平への志が根ざしていました。「アフター戦国」に生きたお殿様の挑戦です。
本丸御殿・上段之間
 

エピソード3 尾張藩の終わり方

豪勢な名古屋城二之丸庭園 しかし、尾張藩は……
徳川家の天下が終えんを迎えつつあった「幕末」、当時の尾張藩主は徳川慶勝でした。歴代藩主の道楽による散財で、危機にひんしていた尾張藩の財政状況。それを慶勝は改革によって立て直します。そして、日本全国の藩そのものが無くなる明治維新において、慶勝がとった「尾張の終わり方」とは――。
 

参考文献

『近代城郭の最高峰 名古屋城』(三浦正幸 監修 名古屋城検定実行委員会)
『写真家大名・徳川慶勝の幕末維新 尾張藩主の知られざる決断』(NHKプラネット中部 編/財団法人徳川黎明会 監修 NHK出版)
『研究紀要第一号』(名古屋城調査研究センター)
『徳川幕府対御三家・野望と陰謀の三百年』(河合 敦 講談社)
『源敬様御代御記録』(徳川林政史研究所)

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