バックナンバー

トップ  バックナンバー  2009年  11月  第23回 いつも崖っぷちだった

いつも崖っぷちだった
~独眼竜・伊達政宗の世渡り人生~

●本放送 平成21年11月18日(水) 22:00~22:43 総合 全国
●再放送 平成21年11月25日(水)
08:15~08:58
BS2
全国
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。

配役:伊達政宗役:桜木 誠 豊臣秀吉役:川上 哲  
徳川家康役:中村英哉 梵天丸役:森川航

エピソード1 俺の目玉くれてやる!独眼竜誕生の秘密

「黒い鎧を身につける政宗(再現)」
幼いころに病で右目を失明した政宗は家臣たちから後継ぎ失格のらく印を押される。そんな折に政宗は、唐王朝時代の中国の英雄「李克用」の存在を知る。李克用は片方の目が不自由だったが、その武勇で天下を動かした人物。人々は彼を独眼竜と呼んだ。政宗は李克用の姿に自分を重ね、失明した右目を家臣に切り取らせ、独眼竜として生きる決意を固める。18歳で家督を継いだ政宗に訪れた最大の危機「人取橋の戦い」で政宗が身につけたのは、李克用にあやかった黒い鎧。見事3倍以上の敵を撃退し、政宗の快進撃が始まる。
 

エピソード2 開演!決死のパフォーマンス劇場

23歳の若さで114万石を束ねる大大名になった政宗の前に立ちはだかったのが、天下人・豊臣秀吉。政宗に臣従を求める秀吉に政宗は対応を迫られる。政宗は、一歩間違えば自分の首が飛びかねない状況に追い込まれた。軍事力では秀吉に敵わないと見た政宗は、綿密な下工作と思い切ったパフォーマンスを武器に、秀吉政権下を生き残ろうと様々な策を弄する。政宗の対秀吉外交の3つのターニングポイントである、「小田原参陣」「一揆煽動疑惑」「朝鮮出兵」にスポットをあて、生きるか死ぬかの瀬戸際に追い込まれた政宗が、それぞれどんな世渡り術で乗り切ったのかを、史料をもとに紐解く。
「黄金の磔台を持参する政宗(再現)」
 

エピソード3 アホなふりして百万石 敏腕プロデューサーの秘策

「宮城の田園風景と政宗騎馬像」
秀吉亡き後、徳川家康が実権を握り、江戸幕府による天下が定まると、政宗は自分の領土である仙台の発展に力を注ごうと活動を始める。目指すは夢の百万石。しかし、強い力を持つ政宗に対する幕府の警戒は厳しく、時には政宗謀反や幕府の仙台出兵などの噂も流れ、執拗にけん制される。政宗は幕府の警戒を解くために、あることに夢中になる。なんとそれは「遊び」だった。わざと呆けた態度を取り、天下への野心がないこと示す作戦だった。重ねて幕府へ度重なる目配り気配りのきいた贈り物をすることで、幕府の政宗に対する警戒は次第に解けていく。同時に政宗が行った豊かな国作りも軌道に乗り始め、のちに仙台は実高百万石を超えると称される豊かな国に発展する。その礎には、時には唇を噛みしめながら行った政宗の世渡りがあった。
 

この回ゆかりの地は・・・

参考文献

『伊達治家記録1~4』(宝文堂)
『伊達政宗言行録 木村宇右衛門覚書』(小井川百合子編 新人物往来社)
『仙台市史(伊達政宗文書1~4)』(仙台市史編さん委員会)
『人物叢書 伊達政宗』(小林清治 吉川弘文堂)
『伊達政宗の研究』(小林清治 吉川弘文堂)
『伊達政宗の手紙』(佐藤憲一 新潮選書)
『危うし独眼竜』(紫桃正隆 宝文堂)
『伊達政宗のすべて』(高橋富雄編 新人物往来社)

Page Top