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トップ  バックナンバー  2020年  11月  第407回 戦国に生きた女性 細川ガラシャ 17通の手紙が伝える素顔

戦国に生きた女性 細川ガラシャ 17通の手紙が伝える素顔

●本放送 令和2年11月18日(水) 22:30~23:15 総合 全国
※放送予定は変更されることがあります。地域によっては放送の有無もあります。当日の新聞・最寄りのNHKのHPなどでご確認下さい。

出演:細川ガラシャ 役:藤井美菜/細川忠興 役:遠藤雄弥

エピソード1 幸せな結婚から謀反人の娘へ

当初、夫との日々は幸福そのものだった(ドラマパートより)
名門・細川家の嫡男・忠興に嫁ぎ、幸せな結婚生活を送っていた細川ガラシャ。しかし、父・明智光秀の起こした本能寺の変で人生が一変します。夫・忠興による山奥での幽閉、細川家に戻されても外出もままならない境遇。ガラシャの苦しみと悲劇の始まりでした。
 

エピソード2 “ガラシャ”誕生

苦悩のガラシャを救ったのは「キリスト教」との出会いでした。密かに教会を訪ね、洗礼を受けるガラシャ。それまでは身に起きたことにただ流されるばかりだった彼女ですが、しだいに自身の逆境に立ち向かう女性となっていきます。彼女の中に芽ばえた行動力は、夫・忠興との関係も変えていくことに……。
かくして「細川ガラシャ」は生まれた(ドラマパートより)
 

エピソード3 ガラシャの覚悟

細川ガラシャの幸せとは果たして――(ドラマパートより)
ガラシャはキリストの教えによって、ようやく心の平安を得ました。しかしその頃、戦国乱世の奔流は逆に激しさを増していきます。「関ヶ原の戦い」前夜、忠興不在の細川家は決戦前の駆け引きの渦中に。「人質となれ」敵からそう迫られた時、ガラシャの決断とその心の奥底にあった知られざる夢――。
 

参考文献

『細川ガラシャ』(田端泰子 ミネルヴァ書房)
『細川ガラシャ』(安 廷苑 中公新書)
『明智光秀と細川ガラシャ』(フレデリック・クレインス/郭南燕ほか 筑摩選書)
『図録 細川ガラシャ』(熊本県立美術館)
『永青文庫の古文書』(山田貴司ほか 吉川弘文館)

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