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トップ  バックナンバー  2017年  3月  第277回 遊園地を百倍楽しめる はじめて物語

遊園地を百倍楽しめる はじめて物語

●本放送 平成29年 3月17日(金) 20:00~20:43 総合 全国
●再放送 平成29年 3月31日(金)
16:05~16:48
総合
全国
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。

【本放送日時がことなる地域があります】
・東北地方   :放送日時未定
・茨城県地方  :平成29年 4月1日(土)10:05~10:48 
・長崎県地方  :平成29年 4月1日(土)10:05~10:48

エピソード1 お化け屋敷と夏の深い関係

日本最古のお化け屋敷の絵『胴試真絵』(どうだめししんえ)
遊園地でもっとも歴史あるアトラクション『お化け屋敷』。その誕生は江戸時代。歌舞伎作者・鶴屋南北が夏の客不足解消のために怪談物を作りあげ、それを人形師・泉目吉がお化け屋敷へと進化させました。お化け屋敷プロデューサー・五味弘文さんと日本最古のお化け屋敷の絵を読み解けば、ホラーエンターティメントの神髄が見えてきます
 

エピソード2 子どもの夢の国へ

遊園地は実は時代によってまったく違う姿でした。江戸時代は珍獣や巨大人形が展示される公園。明治大正は大人のプレイスポット。昭和の戦時中は戦闘機や軍艦の展示所に。それを子どもの夢の国に変えたのは遠藤嘉一と山田貞一という二人の技術者の情熱でした。
電動木馬をみがく遠藤嘉一(ドラマパート)
 

エピソード3 ジェットコースターと弁当箱と戦闘機

昭和30年に誕生したジェットコースター
戦後の遊園地の花形ジェットコースター。大人気だった初代ジェットコースターを開発したのは戦時中は戦闘機『紫電改』を作っていた男達。戦後、GHQに飛行機製造を禁止されたため、あまった資材で弁当箱などを作っていました。そんな彼らが挑む巨大コースター開発という一大プロジェクト。苦心のすえ編み出した画期的な構造とは?
 

参考文献

『日本の遊園地』(橋爪紳也 講談社)
『化け物屋敷 遊戯化される恐怖』(橋爪紳也 中公新書)
『江戸の妖怪革命』(香川雅信 角川ソフィア文庫)
『観覧車はまわる 東洋娯楽機50年と山田貞一の人生』
(松尾博志 東洋娯楽機株式会社)
『遊園地の文化史』(中藤保則 自由現代社)

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