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戦のない世を目指して
~戦国スーパードクター 曲直瀬道三~
●本放送 | 平成28年 1月13日(水) | 22:00~22:43 | 総合 | 全国 |
※再放送は未定です。 |
エピソード1 誕生!戦国スーパードクター
![]() 薬草を採る道三と師の三喜(ドラマ部分より)
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京の武士の家に生まれ、すぐに父母を亡くした曲直瀬道三は、なぜ医学の道を志したのでしょうか?その源となったのは、関東の「足利学校」での ある名医との出会いでした。その医者の名は田代三喜。弟子入りした道三は三喜のすぐれた医術や精神を学び、やがて究極の“教え”を受けます…
エピソード2 毛利元就を救え!
故郷の京都に戻った道三は、都で医者を開業。師から受け継いだ医学を実践し名医として知られてゆきます。そんな中、道三に転機が…それは当時、中国地方を制覇しつつあった戦国大名・毛利家からの招き。当主の毛利元就の治療を通して、道三が学んだものとは?

毛利元就を灸(きゅう)で治療した道三(ドラマ部分より)
エピソード3 師弟 それぞれの道
![]() “健康のための”俳諧を詠む晩年の道三(ドラマ部分より)
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道三は治療だけでなく、数々の医学書を著し、学校を開いて多くの医者を育てました。施薬院全宗(やくいん ぜんそう)も、その一人。人の命を救うため、師弟は理想の医療を追究します。しかし、天下人・豊臣秀吉の力に頼ろうという全宗とあくまで在野の医師であろうとする道三は、やがて異なる道へ…
この回ゆかりの地は・・・
参考文献
『ワークショップ曲直瀬道三』(二松学舎大学二十一世紀COEプログラム))
『足利学校 展覧会図録』(史跡足利学校事務所)
『帝京史学第八号 曲直瀬道三の医術教導と元就の医道伝受』(宮本義己)
『帝京史学第二号 豊臣政権の医療体制』(宮本義己)
『完訳フロイス日本史3&4』(中公文庫)