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トップ  バックナンバー  2020年  1月  第372回 我ら忍者 甲賀にあり 忍び込め!ヒトの心

我ら忍者 甲賀にあり 忍び込め!ヒトの心

●本放送 令和2年 1月22日(水) 22:30~23:20 総合 全国
※放送予定は変更されることがあります。当日の新聞・最寄りの放送局のHPなどでご確認下さい。

出演:木村奧之助 役:松田悟志/山岡道阿弥 役:八田浩司

エピソード1 歴史学者 磯田道史の 探索!甲賀忍者

忍者の子孫の家にあった文書を見る磯田さん
滋賀県甲賀でのフィールドワークなどを通じて甲賀忍者を研究している磯田道史さん。注目の史料は尾張藩士が著した忍術書「用間加條伝目口義」です。甲賀忍者である木村奥之助が、老いて語ったことをそのまま記したというその内容。丹念に追っていくと、ほんとうの忍者の姿が見えてきました。
 

エピソード2 甲賀忍法 天下取りの術

忍者が活躍した戦国時代。徳川家康は、今川氏から自立する時の戦いで甲賀忍者を雇い、人質になっていた妻子の奪還に成功しました。そして、家康といえば天下分け目の関ヶ原。この時も甲賀の山岡道阿弥が、西軍の大名 小早川秀秋と脇坂安治の寝返りの裏で暗躍した形跡が・・・?
戦国の激動の陰には甲賀忍者が・・・!(ドラマパートより)
 

エピソード3 太平の忍者はつらいよ

奥之助軍団、参上!(ドラマパートより)
江戸時代、尾張徳川家に仕えた木村奧之助にはそれぞれ専門技術を持つ5人の部下がいました。その一人の子孫を訪ね、影の「奥之助軍団」に肉薄!さらに、木村奥之助が老齢を迎えた時なぜ「忍者」について語り残したのか、その背景にあった平和な時代と忍者の皮肉な関係についてもあきらかにします。
 

参考文献

『甲賀者忍術伝書-尾張藩甲賀者関係史料Ⅱ-』(滋賀県甲賀市)
『ここまでわかった甲賀忍者』(畑中英二/甲賀流忍者調査団 監修 サンライズ出版)
『歴史の読み解き方 – 江戸期日本の危機管理に学ぶ -』(磯田道史 朝日新書)
『歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ -』 (磯田道史 中公新書)
『そろそろ本当の忍者の話をしよう』(佐藤強志/山田雄司 監修 ギャンビット)

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