バックナンバー
渋沢栄一 時代を開く 新一万円札の男の実像
●本放送 | 令和元年10月 2日(水) | 22:30~23:20 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
令和元年12月10日(火) |
15:08~15:58 |
総合 |
全国 |
※放送予定は変更されることがあります。地域によっては放送の有無もあります。当日の新聞・最寄りのNHKのHPなどでご確認下さい。 |
出演:渋沢栄一 役:石田直也 |
エピソード1 若き栄一の大志と挫折
![]() 若き日の栄一は倒幕の志士だった(ドラマパートより)
|
少年時代から「商い」に才能を発揮していた渋沢栄一。しかし、自分たちが稼いだ金銭を幕府役人の命令一つで差し出さねばならない――徳川幕府という政治体制に疑問を抱いた栄一は、倒幕への過激な行動に走り始めます。しかし思わぬ運命の変転で、なぜか徳川家一門の一橋慶喜に仕えることに……。
エピソード2 フランス 運命の出会い
栄一の「商い」の才覚や経験は一橋家でも大いに役立ちました。一橋領で産する米や木綿の販売で大いに収益を上げる栄一。そして栄一は慶喜の弟・昭武の万博使節に随行、フランスを訪れた時「株式会社」制度を知ります。これが栄一のその後の生き方、日本経済のゆくえを決めたのです。

フランス行きは栄一の人生を決定づけた(ドラマパートより)
エピソード3 皆で豊かになるために
![]() 栄一の窮地を救った土地所有の証明書「地券」
|
栄一が帰国すると日本は一変していました。幕府が倒れ時代は明治に。新政府に入った栄一は年貢=米を税=金銭とする大改革をすすめますが、そこで日本にほとんどの近代産業が足りないことに気づきます。そのために有効な手段こそ「株式会社」。野に下った栄一は多くの会社設立を果たしていきます。
参考文献
『雨夜譚』(渋沢栄一 岩波文庫ほか)
『渋沢栄一』(鹿島 茂 文藝春秋)
『渋沢栄一を知る辞典』(渋沢栄一記念財団 東京堂出版)
『公益の追求者・渋沢栄一』(渋沢栄一研究会 山川出版社)