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トップ  バックナンバー  2019年  7月  第355回 最後の大名 時代を駆ける

最後の大名 時代を駆ける

●本放送 令和元年 7月24日(水) 22:30~23:20 総合 全国
●再放送 令和元年 8月27日(火)
15:08~15:58
総合
全国
※放送予定は変更されることがあります。地域によっては放送の有無もあります。当日の新聞・最寄りのNHKのHPなどでご確認下さい。

出演:林 忠崇 役:濱 正悟/人見勝太郎 役:中山義紘/伊庭八郎 役:三好大貴

エピソード1 殿様が「脱藩」した理由

「ウサギ」こそ林と德川両家の絆の始まりだった
20歳で請西藩(千葉・木更津)の藩主となった林 忠崇(はやし・ただたか)。容姿端麗、文武両道で将来は老中ともいわれた德川幕府きっての逸材でした。しかし、時は幕末。大政奉還、戊辰戦争と時代が激動する中、德川家への忠義と藩を守ることの板挟みになった忠崇は決断します――「脱藩いたす!」
 

エピソード2 一文字大名の戊辰戦争

誇りある德川第一の家臣『一文字大名』林家、そのあるじ忠崇の新政府軍との戦いが始まりました。緒戦は箱根関で勝利するなど健闘しますが、東北諸藩の『奥羽越列藩同盟』と共に戦うも時利あらず。敗退の忠崇に「新政府が德川家存続を許した」との一報が…やがて忠崇は、辞世の句をしたためます。
忠崇は戊辰戦争で孤軍奮闘するが…(ドラマパートより)
 

エピソード3 そして最後の大名へ

農民となった忠崇(ドラマパートより)
明治維新ののち忠崇は反逆の罪に問われるも、やがて解き放たれ一庶民として生きることになります。農民や商人など職業を転々とする忠崇。しかし元家臣たちの尽力で奇蹟の復活――!長生きした忠崇は、やがて世間から『最後の大名』として注目されます。幕末から昭和を生きた忠崇に去来する思い。
 

参考文献

『脱藩大名・林忠崇の戊辰戦争 徳川のために決起した男』(中村彰彦 WAC)
『上総国請西藩主一文字大名林侯家関係資料集』(林 勲)
『上総義軍』(宮本栄一郎 新千葉新聞社)

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