バックナンバー
夫婦で起こした家電革命 松下幸之助と妻 むめの
●本放送 | 令和元年 9月25日(水) | 22:30~23:20 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
令和元年12月 3日(火) |
15:08~15:58 |
総合 |
全国 |
※放送予定は変更されることがあります。また地域によっては放送の有無もあります。 当日の新聞、最寄りのNHKのHPなどでご確認下さい。 |
出演:松下幸之助 役:笑福亭銀瓶/松下むめの 役:八田麻住 |
エピソード1 おしるこ屋か、電気屋か
![]() むめのは、弱音を吐く幸之助に……(ドラマパートより)
|
幼くして奉公に出て、ついには成長株の電力会社に入社した松下幸之助。しかし、そこでは自分の才能を生かせず鬱々とした毎日に。すっかり嫌になった幸之助は言いました――「会社を辞めておしるこ屋でも始めるか」これに怒ったのが妻のむめの。ここから世界的大企業への夫婦二人三脚がスタートします。
エピソード2 社員は絶対辞めさせない
1929年の世界恐慌は、日本中にリストラの嵐となって吹き荒れました。厳しい人員整理、倒産が相次ぐ中、幸之助は「社員は家族同然」それゆえ一人も辞めさせないと宣言、むめのもこれを支えていきます。そこで幸之助の繰り出した策は、切り捨てではなくアイデアで逆境を突破していくこと――。

アイデアの一つ「初荷」のにぎわい(中央 幸之助、右 むめの)
エピソード3 奥さん ありがとう
![]() 現在、本社敷地内にある松下夫婦の像
|
終戦後、幸之助はGHQから戦争協力者として追放処分を受けます。しかし社員たちの尽力で会社経営に復帰。幸之助はこののち生活家電の普及に力を入れ、彼の電機会社は日本のトップメーカーへ。後年、創業50周年の記念式典で幸之助が感謝の言葉を捧げたのが、ほかならぬ妻、むめのでした。
参考文献
『松下電器五十年の略史』(松下電器産業株式会社)
『私の行き方 考え方』(松下幸之助 PHP文庫)
『難儀もまた楽し』(松下むめの PHP文庫)
『苦労と難儀はちがいます 松下幸之助の妻・むめの伝』(荒川 進 講談社)