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将軍様と10万匹の犬
徳川綱吉の大江戸動物ワンダーランド
●本放送 | 平成29年 6月 2日(金) | 20:00~20:43 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
平成29年 6月11日(日) |
※土曜深夜 00:05~00:48 |
総合 |
全国 |
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。 以下の地域は、本放送が異なります。 ※北海道ブロック 放送は未定となりました。 ※中部ブロック 6月30日(金)20:00~20:43 ※近畿ブロック 8月25日(金)20:00~20:43 ※栃木県地方 6月23日(金)20:00~20:43 |
エピソード1 お江戸の町が様変わり
![]() 生類あわれみの令は江戸の町人たちと生きものの関係性を一変!(ドラマパートより)
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江戸時代も中ごろ、風変わりなお触れが出されます。「たとえ将軍様の行列近くでも犬・猫をつながなくてよい」「野良犬に餌を与えること」。それは、24年間続けられた動物愛護政策、いわゆる「生類あわれみの令」の始まりでした。後世“悪法”と評されたこのお触れは、江戸の町を一変させることに…。
エピソード2 カワイイのは犬だけじゃない
八百屋の娘だった母をもつ将軍綱吉は“庶民を大切にする改革”を実施した人物でした!福祉、財政、お役人の働き方まで、細やかに目を配った綱吉。その総仕上げこそ、ほかならぬ「生類あわれみの令」でした。その真のねらいを浮き彫りにします。

すべての生きものを慈しんだ将軍徳川綱吉(ドラマパートより)
エピソード3 暴走!?生類あわれみの令
![]() 黄門さま光圀 VS. 将軍さま綱吉(ドラマパートより)
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理想の社会のため始められた「生類あわれみの令」。しかし、このお触れで実際のくらしに支障をきたす町人たちはなにかと抵抗し「黄門様」徳川光圀まで批判を展開。何とか従わせようとする綱吉とのあつれきが「あわれみの令」の内容をエスカレート、“暴走“させていきます。その結末やいかに!?
参考文献
『犬と鷹の江戸時代』(根崎光男)
『犬将軍』(ベアトリス・M・ボダルト=ベイリー)
『江戸町触集成』(近世史料研究会 編)