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あの名言にはウラがある!?
~ヒストリア書房の迷える人々~
●本放送 | 平成27年12月30日(水) | 22:00~22:43 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
平成27年12月31日(木) |
16:15~16:58 |
総合 |
全国 |
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。 |
出演:ヒストリア書房店主・テツゲン 役:笹野高史/テツゲンの孫娘・シオリ 役:鈴木ちなみ/炎上女優 安藤マリ 役:佐藤仁美/怒る客 我孫子 強 役:眞島秀和 |
エピソード1 「パンがなければお菓子を食べれば良いのに」
![]() 「お菓子を食べれば?」マリー・アントワネット
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言ったことで炎上、といえばこの言葉。フランス国王妃マリー・アントワネットが言ったというこの“迷”言。実は彼女は言ってません!ある思想家が書いたまったく無関係の文章にある言葉なのです。フランス革命への熱狂が悲劇の大炎上へ。「パンがなければ」マリー・アントワネットはどうした?
エピソード2 「風林火山」
戦国最強・武田信玄。武田軍団が戦場に掲げたのが「疾きこと風の如く…」ではじまる『風林火山』の旗でした。この名言、実は古代中国の兵法書・孫子の一節。しかもオリジナルには『風林火山』に加え『陰雷』という続きもあった!?4つは出し2つは隠す。そこから分かる信玄が名言に込めた秘策とは。

風林火山「孫子の旗」と武田信玄(再現)
エピソード3 「1%のひらめきと99%の努力」
![]() 発明した白熱電球を持つエジソン
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この言葉は、生涯に千を超える特許を取得した天才発明家・エジソンのもの。努力の大切さを説く教えとして語られてきたこの名言、ほんとうは“ひらめきが大切だ”という意味だってエジソンは語っているとか-名言の真意を探っていくと、エジソンと仲間たちの発明への苦闘の日々が見えてきます。
この回ゆかりの地は・・・
参考文献
『王妃 マリー・アントワネット』(エヴリーヌ・ルヴェール 創元社)
『マリー・アントワネット』(安達正勝 中公新書)
『武田信玄と勝頼-文書に見る戦国大名の実像』(鴨川達夫 岩波新書)
『武田信玄』(平山 優 吉川弘文館)
『The Diary and Sundry Observations of Thomas Alva Edison』(Dagobert D Runes Greenwood Press,Publishers)
『エジソン 20世紀を発明した男』(ニール・ボールドウィン著・椿正晴訳 三田出版会)
『天才エジソンの秘密』(ヘンリー幸田 講談社)