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愛と信念は海を越えて
~鑑真と弟子たち 7000kmの旅路~
●本放送 | 平成27年 9月 9日(水) | 22:00~22:43 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
平成27年 9月16日(水) |
14:05~14:48 |
総合 |
全国 |
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。 |
出演:鑑真 役:川上 哲/普照 役:浜崎大介/栄叡 役:五馬さとし |
エピソード1 鑑真和上坐像の秘密
![]() 国宝・鑑真和上坐像
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奈良の唐招提寺に伝わる国宝「鑑真和上坐像」。日本初の実在の人物をかたどった像といわれます。2年前、鑑真1250年忌にあわせて、そのレプリカ・御身代わり像が作られました。このため当時用いられた材料や技法が再現されましたが、そこから浮かび上がってきた人間ドラマとは…?
エピソード2 鑑真はなぜ日本に?
奈良時代、聖武天皇は僧侶を律する「戒律」によって乱れた日本の仏教を正したいと考えます。しかし、それは日本に無く大陸に渡らねばなりません。帝の命を受け、二人の日本人青年僧が中国・唐へ。苦心のすえ、戒律にくわしい高僧・鑑真の日本行きにこぎ着けますが、本当の苦難はそのあとからでした…。

高僧・鑑真と弟子たちが日本へ向け旅立つ(再現)
エピソード3 弟子との別れ
![]() 鑑真に、普照は別れを告げた(再現イメージ)
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日本渡航は5度試みられ、いずれも失敗。仲間の裏切り、密告、遭難…日本人僧のひとり、栄叡は亡くなり、のこった普照はこれ以上鑑真のそばにいては迷惑がかかると姿を消しました。その後、鑑真一行は日本の遣唐使船に望みをつなぎますが、これも挫折の危機に!八方ふさがりの鑑真たちを救ったのは…?
この回ゆかりの地は・・・
参考文献
『鑑真』(東野治之 岩波新書)
『人物叢書 鑑真』(安藤更生 吉川弘文館)
『おん目の雫ぬぐはばや 鑑真和上新伝図説 中国文化百華』(王勇 農山漁村文化協会)
『現代語訳一切経 唐大和上東征伝』(大東出版社)
『唐招提寺』(小学館「古寺をゆく」編集部 小学館)