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京都で旅する地獄と極楽
●本放送 | 平成29年 6月23日(金) | 20:00~20:43 | 総合 | 全国 |
※再放送はありません。 以下の地域は、放送内容が異なります。 ・茨城県地方 「戦場の花嫁 愛に生きた女城主」 ・栃木県地方 「将軍様と10万匹の犬 徳川綱吉の大江戸動物ワンダーランド」 ・九州地方 「舞う 逃げる 謝る 信長のピンチ脱出術」 ・北海道地方/中国地方 別番組を放送予定 |
エピソード1 至福の極楽体感ツアー
![]() この世の極楽・平等院鳳凰堂
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“極楽をこの世に再現した”京都・宇治の平等院鳳凰堂への旅。国宝・平等院の建物や仏様をじっくり堪能し極楽の絵図なども紹介しながら、なぜ現世には無い“極楽”と同じ、といえるのか解説。そして、この鳳凰堂がつくられたいきさつとそれに関わった平安貴族たちのドラマもお送りします。
エピソード2 井上あさひ 地獄に落ちる!?
京都にはあの世とこの世をつなぐ不思議なお寺が―六道珍皇寺です。このお寺には、あの世の裁判官 閻魔(えんま)大王、そしてその助手 小野 篁(おののたかむら)の像が安置されています。ここを訪れた番組案内役の井上アナはうっかり“地獄”へ!?地獄ってどんなトコなのか、くわしくお見せします。

有名な閻魔(えんま)さまは地獄にいるわけではありません。
エピソード3 始まりは母への愛だった
![]() 「往生要集」を執筆する源信(ドラマ部分より)
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日本人の地獄と極楽のイメージの元となったのは、平安時代に出された1冊の本でした。比叡山延暦寺の僧・源信が書いた「往生要集(おうじょうようしゅう)」です。極楽と地獄についてビジュアル的要素まで詳細に記したこの本を、源信はなぜ書いたのでしょう?そこにあったのは母と子の感動秘話。
参考文献
『古寺巡礼 京都13 平等院』(淡交社)
『藤原道長』(ミネルヴァ書房)
『源信』(ミネルヴァ書房)
『図説 地獄絵の世界』(河出書房新社)
『京のまつりと祈り』(昭和堂)