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トップ  バックナンバー  2019年  1月  第333回 ぼくはアニメの虫 手塚治虫がやりたかったこと

ぼくはアニメの虫 手塚治虫がやりたかったこと
※「塚」の字は点ありが正しい表記です。閲覧環境により正しく表示されない場合があります。

●本放送 平成31年 1月16日(水) 22:25~23:10 総合 全国
※放送予定は変更されることがあります。放送の有無もあります。当日の新聞・最寄りのNHKのHPなどでご確認下さい。

エピソード1 絵に命を吹きこみたい!

少年時代熱中したパラパラマンガ
「マンガの神様」がアニメに目覚めたのは少年時代。手塚治虫は父が家庭用映写機で見せてくれたディズニーアニメに夢中になりました。フィルムを手になぜ絵が動くのか探究した手塚少年は秘密の実験へ・・・蔵書に残る幼き日のパラパラマンガなど、神様の「アニメ」始動の瞬間に迫ります。
 

エピソード2 アトムが飛んだ日

漫画家デビューして15年たったころ、手塚は多額の原稿料を元手に念願のアニメ制作を始めます。悪戦苦闘のなか実を結んだ企画こそ『鉄腕アトム』!日本初の連続長編テレビアニメ、1回30分を毎週放送する前代未聞の試みでした。必要な絵の枚数も1万枚以上!しかし、手塚センセイには秘策が…。
『鉄腕アトム』(1963-66年版)セル画
 

エピソード3 ぼくはアニメの虫

生前最後の仕事場。マンガ用(左)とアニメ用(右)の机が (埼玉・手塚プロダクション)
大成功をおさめた『鉄腕アトム』。しかしアトムをしのぐ人気アニメが続々現れ、手塚アニメは一転苦境に…。多くの負債を抱え、それでも手塚のアニメへの情熱はおとろえませんでした。構想10年、総決算ともいえる晩年のアニメ作品をひもときながら、手塚のアニメへのあくなき挑戦を追います。
 

参考文献

『アニメ作家としての手塚治虫』(津堅信之 NTT出版)
『日本動画興亡史 小説 手塚学校』(皆河有伽 講談社)
『手塚治虫全史 その素顔と業績』(手塚プロダクション 秋田書店)
『手塚治虫劇場 
手塚治虫のアニメーションフィルモグラフィー』(手塚プロダクション)
『鉄腕アトムDVD-BOX データファイル』(虫プロダクション 日本コロムビア)

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