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すしに恋して
●本放送 | 平成28年10月21日(金) | 20:00~20:43 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
平成28年10月28日(金) |
16:05~16:48 |
総合 |
全国 |
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。 【本放送日時がことなる地域があります】 ・愛知 三重 岐阜 静岡県 10月29日(土)10:05~10:48 ・石川 福井 富山県 11月 5日(土)10:05~10:48 ・鳥取県 11月13日(月)午後13:05~13:48 |
エピソード1 にぎりずしはこうして生まれた
![]() 今とはかなり違った江戸時代のにぎりずし
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にぎりずしが誕生したのは、江戸の町。働き盛りの男たちが集まる「屋台」で売られ始め、あっという間に人気急上昇!でも、シャリは茶色で、まるでおにぎりのような大きさ。今とはかなり違っていました。そんなにぎりずしが、なぜ人気ナンバーワンとなったのか?井上アナが江戸の町にタイムスリップして解き明かします。
エピソード2 伝説のすし職人 与兵衛 VS.松五郎
江戸時代の終わりごろ、江戸の人々の人気を二分するすし屋がありました。与兵衛すしと、松のすし。松のすし店主・松五郎が、徹底してネタの素材にこだわって人気を博すと、与兵衛も負けてはいられないと様々な工夫を凝らします。今、私たちがおいしいおすしを食べられるのは、このふたりのおかげかもしれません。

にぎりずしを進化させた与兵衛(右)と松五郎(ドラマパートより)
エピソード3 戦後 奇跡の“すし復興”物語
![]() すし店の営業存続を勝ち取った『許可証』
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太平洋戦争の終戦直後、にぎりずしは200年の歴史の中で“最大の危機”に見舞われます。GHQの命令ですし屋の営業が禁止になったのです。日本中から、すしが消滅する…。そんな中立ちあがったのが、東京のすし屋さんたちでした。当時を知る人物の貴重な証言から“奇跡のすし復活劇”が明らかになります。
参考文献
『すしのひみつ』(日比野光敏 金の星社)
『すしの事典』(日比野光敏 東京堂出版)
『鮓・鮨・すし―すしの事典』(吉野曻雄 旭屋出版)
『偲ぶ 与兵衛の鮓 復刻家庭鮓のつけかた』(吉野曻雄 主婦の友社)
『江戸のファーストフード 町人の食卓、将軍の食卓』
(大久保洋子 講談社/講談社選書メチエ121)