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戦国悪女伝説
~大坂の陣 淀殿の戦い~
●本放送 | 平成23年11月16日(水) | 22:00~22:43 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
平成23年11月30日(水) |
16:05~16:48 |
総合 |
全国 |
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。 |
出演:淀殿 役:永田沙紀 |
エピソード1 戦国不倫スキャンダル 淀殿は悪女?
![]() 秀吉の子を身ごもった淀殿(再現)
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京都妙心寺に残る舟のオモチャ。淀殿最初の子、鶴松ゆかりの品です。この子を産んだことで淀の人生は大きく変わりました。鶴松を身ごもった時、ささやかれた「秀吉の子供ではない」という噂。そして、鶴松と2人目の子、秀頼を生んだことが、結果的に数々の惨劇を引き起こします。淀殿“悪女”伝説。
エピソード2 淀VS.家康 京都巨大工事合戦
東寺、醍醐寺、北野天満宮…京都観光でおなじみの寺社の多くは、淀殿・秀頼母子が修復、再建しました。これは朝廷や宗教勢力の支持を獲得し、強力な徳川家康に対抗するため。その家康は豊臣の大坂を包囲するかの如く京都二条城はじめ名古屋城、彦根城などを築城します。淀殿と家康の知られざる戦い。

豊臣家を背負い闘った淀殿(再現)
エピソード3 鎧をまとった母 大坂の陣に死す
![]() 大坂の陣で鎧を着た淀殿(再現)
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♪「花のようなる秀頼様…退きも退いたよ鹿児島へ(花のごとき秀頼様は鹿児島に逃れられた)」-近畿で唄われたわらべ歌。戦国最大の合戦「大坂の陣」で、孤立無援の中、淀殿は自ら鎧を着て戦にのぞみました。昨年、豊臣家終焉の地で発掘された品も紹介しながら“豊臣の母”淀殿の闘いをつづります。
この回ゆかりの地は・・・
参考文献
『淀殿』(福田千鶴 ミネルヴァ書房)
『豊臣秀頼』(井上安代 続群書類従完成会)
『大坂の陣』(旧参謀本部編 徳間文庫)
『北政所と淀殿』(小和田哲男 歴史文化ライブラリー)
『平安京のコスモロジー』(内藤正敏ほか こころの未来選書)