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私は真珠湾のスパイ
~日米開戦 ある男の告白~
●本放送 | 平成26年12月 3日(水) | 22:00~22:43 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
平成26年12月10日(水) |
※火曜深夜00:41~01:24 |
総合 |
全国 |
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。 |
出演:吉川猛夫 役:山西規喜 |
エピソード1 私はこうしてスパイになった
![]() タクシーで偵察に向かう吉川と日系人の運転手(再現)
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昭和16年3月、日本海軍の吉川猛夫(29)は突然ハワイ赴任を命じられます。任務はスパイ―真珠湾のアメリカ太平洋艦隊を探ること。その技術も仲間も無い吉川を、事情も知らず助けてくれたのが現地日系人たちでした。彼らを利用することに疑問を抱きながら、吉川は米軍真珠湾基地の全貌に迫っていきます。
エピソード2 運命の日 真珠湾攻撃
昭和16年12月8日、日本軍は真珠湾奇襲に成功。しかし、この事はハワイ在住の日系人たちを窮地に陥れます。日系人は“敵性市民”とみなされ、約700名が収容所へ。吉川と親しかった人たちも捕らわれました。彼らの強い非難を感じる中、吉川は良心の呵責に苦しむようになります。

当時、真珠湾近くで働いていた日系2世のユタカ・イノクチさん
エピソード3 私はたった一人のスパイ
![]() 吉川は古巣の日本海軍に復帰するが…(再現)
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真珠湾攻撃の翌年に帰国した吉川でしたが、海軍から身を退き、故郷に帰ります。やがて終戦を迎え、さらに6年後、吉川にGHQから手紙が…それは、真珠湾での吉川の任務に関する証言の要請。吉川は「日本の再建」と「日系人の濡れ衣を晴らす」ため、これを承諾。スパイ活動について告白します。
参考文献
『真珠湾スパイの回想』(吉川猛夫 朝日ソノラマ文庫)
『真珠湾攻撃の真実』(PHP出版)
『Hawaii goes to War』(真珠湾博物館)
*絶版になっているものもありますので、書店・出版社にご確認下さい