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江戸 名所誕生ものがたり
~伊勢・熱海・富士山への旅~
●本放送 | 平成23年 4月27日(水) | 22:00~22:43 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
平成23年 5月11日(水) |
16:05~16:48 |
総合 |
全国 |
*再放送の予定は、変更されることがあります。当日の新聞等でご確認下さい。 |
エピソード1 そうだ、お伊勢さま 行こう! 江戸最大の名所のヒミツ
![]() お伊勢参りに喜んで出かける人々(再現)
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「一生に一度はお伊勢参り」と、誰もが夢見た伊勢神宮。基本的に旅は禁止だった江戸時代でも“お伊勢参り”なら幕府に認められ、「私たちの分もお参りを!」と沿道の人々が何かと助けてくれました。江戸最大の「名所」は日本人の旅好きの原点でもありました。
エピソード2 セレブが愛した名所 熱海 出世の湯物語
江戸時代に人気が急上昇した名所といえば熱海。小さな漁村にすぎなかった熱海が日本屈指の観光地へと発展したきっかけは「温泉」でした。徳川家康が天下取りを願って通うようになった熱海の湯はやがて将軍家御用達となり、日本でも一二を争う温泉地となっていきます。

熱海の湯でくつろぐ家康(再現)
エピソード3 世界の名所 富士山 感動のドラマ
![]() 富士山に登るオールコック一行(再現)
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日本人にとって“聖なる山”だった江戸時代の富士山。幕末、その富士山にイギリス公使オールコックが登山しようとしたから大騒ぎ。しかし富士への旅はオールコックと日本人の絆を生み“世界の名所・富士山”へのきっかけのひとつとなったのです。
この回ゆかりの地は・・・
参考文献
『江戸の旅文化』神崎宣武著(岩波書店2004)
『伊勢神宮―知られざる杜のうち』矢野憲一著(角川書店2006)
『江戸の温泉学』松田忠徳著(新潮社2007)
『オールコックの江戸 初代英国公使が見た幕末日本』佐野真由子著(中央公論社2003)
『大君の都 幕末日本滞在記』(上・中・下)オールコック著 山口光朔訳(岩波書店1962)
*絶版になっているものもありますので、書店・出版社にご確認下さい