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今夜は名所秘話
~伊勢 鎌倉 富士山 知られざるドラマ~
●本放送 | 平成29年 4月21日(金) | 20:00~20:43 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
平成29年 5月 7日(日) |
※土曜深夜 00:05~00:48 |
総合 |
全国 |
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。 【放送日時がことなる地域があります】 ・九州・沖縄地方: 初回放送 平成29年5月7日(日)※土曜深夜 00:05~00:48 総合全国 再放送 平成29年5月26日(金)20:00~20:43 総合全国 |
エピソード1 伊勢神宮 二人のプリンセスをめぐる旅
斎王の輿(こし:いつきのみや体験館)で井上あさひアナ
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伊勢神宮には14の「別宮」があるのをご存じですか?ひとつは垂仁天皇の娘・倭姫ゆかりのもの。倭姫は、天照大神の社を五十鈴川のほとりに建てた伊勢神宮誕生の功労者でした。そして伊勢神宮に関わりの深いプリンセスがもう一人―「斎王」。未婚の皇女で、伊勢に赴き、時に神の声を聞いたといわれます。発掘調査で7世紀から660年続いた斎王の神秘的な暮らしも明らかに。
エピソード2 頼朝ゆかり 3つのアミダめぐり
鎌倉には、源頼朝ゆかりの阿弥陀さまが3体いらっしゃるのをご存じですか?かつて鶴岡八幡宮北東にあった「永福寺」は奥州藤原氏の中尊寺を模した大伽藍。そこの阿弥陀仏は、頼朝が戦乱の終結を祈ったものといわれています。父親・頼朝の悲劇を物語るのが、2体目の阿弥陀さま。その仏がおわす常楽寺は、心をわずらい早世した娘・大姫が葬られています。そして3体目は、何を隠そう、かの有名な“鎌倉の大仏さま”なんです!
頼朝 悲劇の娘・大姫といいなずけ木曽義高の墓
エピソード3 北斎の富士山ゴールデンルート
“赤富士”は どこの場所から描かれた!?
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近年、女子や年配者に増えている「撮り富士」。撮り富士たちのあこがれこそ、葛飾北斎「富嶽三十六景」で特に有名な“赤富士”(「凱風快晴」)です!実はこの富士の絵、どこから見て描かれたのかいまだ判然としていません。その謎に挑んだのが河口湖近く在住の研究家・久保さん。久保さんは、富士山の残雪の形をヒントに場所を捜索。ついに、定説とは全くことなる答えにたどりつきます!
参考文献
『皇大神宮別宮 倭姫宮』(神宮司庁)
『伊勢斎宮と斎王』(榎村寛之)
『源頼朝と鎌倉』(坂井孝一)
『北斎の富嶽三十六景』(大久保純一)