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巨大古墳誕生 世界遺産目前!百舌鳥・古市古墳群
●本放送 | 令和元年 5月29日(水) | 22:30~23:20 | 総合 | 全国 |
●再放送 |
令和元年 6月11日(火) |
15:08~15:58 |
総合 |
全国 |
※放送予定は変更されることがあります。地域によっては放送の有無もあります。当日の新聞・最寄りのNHKのHPなどでご確認下さい。 |
エピソード1 巨大古墳誕生の謎
空から大山古墳を見る渡邊佐和子アナウンサー
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日本最大の大山古墳(仁徳天皇陵古墳)は、実施された学術調査により表面が粒のそろった石で覆われ円筒埴輪3万本もならぶ「壮大な人工空間」であることがわかってきました。そのルーツを弥生時代の地方豪族の墓を通じて探っていくと、見えてきたのは「統合のシンボル」としての古墳の姿―。
エピソード2 なぜ巨大なのか? 古墳で国を守る秘策
海からのながめが最も美しいとされる「百舌鳥古墳群(もずこふんぐん)」。なぜ「海」から見ることを意識したような造りなのか?海の向こう朝鮮半島にある「高句麗古墳群」、百済の古墳文化などと比較しながら緊迫した古代の東アジア情勢、そしてヤマト政権の王たちの壮大な戦略に迫ります。
百舌鳥古墳群
エピソード3 4000基の前方後円墳 意外な理由
巨大古墳を築かせたとされる「倭の五王」
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日本全国の「前方後円墳」は、北は岩手から南は鹿児島まで4000以上。これほど広範囲に多数の前方後円墳が築かれた理由は何なのか。実は、前方後円墳はヤマト政権と地域勢力の「同盟のあかし」。古墳時代、国をまとめた原動力「前方後円墳ネットワーク」とは!?
参考文献
『古墳とヤマト政権』(白石太一郎 文春新書)
『よみがえる百舌鳥古墳群』(宮川 徏 新泉社)
『史跡で読む日本の歴史2 古墳の時代』(吉川弘文館)