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トップ  バックナンバー  2012年  3月  第104回 上杉鷹山 天災と戦う

上杉鷹山 天災と戦う
なせばなる!奇跡の復興物語

●本放送 平成24年 3月21日(水) 22:00~22:43 総合 全国
※再放送は未定です。

エピソード1 デストロイヤー鷹山 倹約改革による悲劇

米沢にある鷹山銅像
名門上杉家に養子に入り、米沢藩第9代藩主となった鷹山でしたが、当時、東北地方は天災続きで、農村は荒廃。しかも藩は膨大な借金を抱え、財政破綻寸前。鷹山は、既存の藩体制の“デストロイヤー”=破壊者として、大倹約などの改革に着手します。しかし保守派の猛反発に会い、厳罰で処すことに…
 

エピソード2 お年寄りを大切に! 鷹山 立て直しの秘策

鷹山といえば名セリフ「なせばなる」。でも、同じ書状に大切な事として書かれているのは「年長者を敬うこと」。若くして藩主を引退し、隠居の身で本格的な農村復興に乗り出した鷹山ですが、その策は一寸意外なもの。育児手当に、敬老のススメ、また盆踊りなど村の娯楽を許すこと・・・効果はいかに!?
名言「なせばなる」と鷹山(再現)
 

エピソード3 ヒット商品が国を救う 奇跡の復興物語

鷹山と米沢の人々(再現)
農村復興の一方で、財政再建に打開策を見出せない鷹山たちが目指したのは特産品開発。試行錯誤の中で浮上したのが、養蚕と加工品としての絹織物でした。ついに、鷹山のリーダーシップの下、農民や武士など、藩一丸となって銘品「米沢織」が誕生。藩は借金を完済、米沢は豊かさを取り戻していきます。
 

この回ゆかりの地は・・・

参考文献

『人物叢書 上杉鷹山』(横山昭男 吉川弘文館)
『米沢藩』(小野榮 現代書館)
『上杉家御年譜 9・10 治憲公』(米沢温故会)
『上杉鷹山 改革への道』(米沢市上杉博物館)※特別展カタログ 博物館にて販売
『米沢市史 近世編2』(米沢市史編さん委員会)※各図書館などでご閲覧下さい

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