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トップ  バックナンバー  2017年  10月  第294回 聖徳太子の棺(ひつぎ) 伝説のその先へ

聖徳太子の棺(ひつぎ) 伝説のその先へ

●本放送 平成29年10月13日(金) 20:00~20:43 総合 全国
●再放送 平成29年10月22日(日)
※土曜深夜 00:05~00:48
総合
全国
以下の地域は、本放送日時が異なります。
・栃木県地方   :10月20日(金)20:00~20:43
・北九州・筑豊地方:放送日未定

※上の放送予定は変更されることがあります。当日の新聞・最寄りの放送局のHPなどでご確認ください。

エピソード1 聖徳太子 その真実の姿とは?

聖徳太子の実像に迫る手がかりか―?(国宝 法隆寺釈迦三尊像)
世界遺産 法隆寺の本尊である国宝・釈迦三尊像。この像に彫られた196文字の銘文を検証したところ聖徳太子と同時代のものである可能性が高まりました。刻まれた「尺寸王身」という記述から、釈迦三尊像が太子本人に生き写しであった可能性も…聖徳太子の意外な実像に迫ります。
 

エピソード2 雪丸は見た! 太子の国際戦略

聖徳太子が活躍した時代の地層から、幅20mの道路や巨大なダムの痕跡が発掘されました!強勢の帝国・隋に日本を文明国として認めさせる施策に力を入れていたとみられる聖徳太子。その直筆と伝えられる巻物には意外な本音が―太子の愛犬・雪丸くんといっしょに偉大なる足跡をたどります。
遣隋使成功のカギは「ビジュアル」!?(ドラマパートより)
 

エピソード3 謎の棺が語る 聖徳太子 死の真相

断片を見る井上アナと考古学者・猪熊兼勝さん
かつて、聖徳太子の墓を実際に見た人がいます、それは弘法大師・空海。空海が残したとされる絵図では、棺はなぜか3つ。さらに今回の取材で、太子の棺の断片とみられるものが、大阪・柏原市の寺でひそかに守られていたことが判明!そこからあきらかになったのは、聖徳太子の死の真相―。
 

参考文献

『聖徳太子 ほんとうの姿を求めて』(東野治之 岩波ジュニア新書)
『考古学から見た推古朝』(大阪府立近つ飛鳥博物館 企画展図録)
『聖徳太子磯長墓改葬説』(猪熊兼勝 坪井清足先生卒寿記念論文集 埋文行政と研究のはざまで)
『絹布を貼り重ねた漆棺の製作技術について』(岡田文男 漆工史第30号)

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