白川郷でのんびりと
白川郷を担当した村山です。秘境・白川郷のイメージがありますが、現在は大変な観光地です。なにしろ年間140万人を超える人が来ると言うのですから、びっくりです。特にアジアからの観光客が多く、パワフルに写真を撮り、民宿を楽しむ姿には圧倒されました。特に冬は雪景色を楽しみにいらっしゃる外国人旅行者が多いそうです。
私が訴えたいのは、是非一日滞在して集落を歩いてほしい!ということです。
2,3時間もあれば見て回れる小さな集落ではありますが、合掌造りの民宿に泊まって、囲炉裏の回りで他の旅行者や宿の御主人と話すのはとても楽しい体験です。合掌造りの家の暮らしや歴史など、色々なお話しをして下さいます(お酒好きの御主人ですと、飲みながら!)。テレビが個室にない民宿も多いので、会話が娯楽というのもたまには良いのでは?
雪の前ならば、宿に懐中電灯を借りて夜歩きもオススメ。星がすごくきれいです。
のんびり集落を歩くなら、メインストリートの156号線の西の方へ。
少々歩くので人通りが少ないのですが、合掌集落が三つならんだ「三つ子合掌」というビューポイントがあります。田植えの時期や雪の時期は、たくさんのカメラマンが訪れます。「見たことある」景色が待っていますよ。ちなみに、「三つ子合掌」は合掌造りの家が移築されたり解体されていたころに、合掌造りを守ろうと買い取り移築されたものです。
三つ子合掌を見て、帰り道は白川八幡神社へ。お酒が好きな方は「どぶろく祭りの館」がオススメです。振る舞いのある秋の例大祭「どぶろく祭り」の様子がわかります。もちろん、館では入館料を納めて「お神酒どぶろく」を頂けます。村で作ったお米で村人が仕込むどぶろくは甘酸っぱく美味しいですよ。
集落を歩いていると、雪だるまや、雪の滑り台が作られていたりします。お土産物屋さんの御主人が、旅行者の人に楽しんで欲しいと作っているもので、歩いている時に見かけるとカメラを向けたくなる可愛らしさです。
のんびり一日過ごすと、「世界遺産・白川郷」以外の顔も見せてくれる素敵な所です。
投稿時間:11:00