2011年8月

2011年08月30日 (火)

新日本風土記 新作続々登場

「新日本風土記」事務局スタッフです。
楽しかった夏休みも、そろそろ終わり。今週木曜日には、9月となります。ちょっと、憂鬱・・・という方も、いらっしゃるかもしれません。でも、9月には新たなお楽しみが!

8月は、BSプレミアムの夏期特別編成が組まれたため、「新日本風土記」はしばらくお休みしておりました。「番組は終わってしまったのですか?」「次はいつですか?」というお問い合わせを、よく頂きました。大変、お待たせ致しました。今週金曜日からは、再び、新作が次々と放送されます。

9月2日(金)は、「遠野物語」で知られる、岩手県遠野市をとりあげます。いまも、暮らしのなかに素朴な信仰が息づく、すてきな地です。実はもともと、5月初旬の放送が予定されていました。ですが、東日本大震災の影響で、制作がいったんストップ。構成も再度練り直し、ようやく放送できることになりました。
カッパやザシキワラシ。いつまでも故郷を見守り続けてくれる先祖の魂・・。心にしみいるエピソードの数々を、どうぞお楽しみ下さい。

9月は、鹿児島県の桜島や、長崎県の雲仙・島原、高知県の仁淀川などをテーマにした新作が予定されています。10月以降も、鎌倉や軽井沢など、現在制作中です。詳しくは放送予定ページに随時のせていきますので、ときどきチェックしてみて下さい!

 

 

投稿時間:10:00 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


2011年08月23日 (火)

妖怪と出会う旅

1)「妖怪」を担当した佐藤です。今回は全国11県、妖怪が出た場所や妖怪と出会った人たちを追って、北は北海道から南は宮崎まで、妖怪ロケを敢行しました。それぞれの街で妖怪を大事に思っている人々と出会えたことが、番組を面白くしてくれたと感謝しています。

2)今回取り上げたなかでも一押しの妖怪スポットは徳島県の三好市山城町、大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)ともいわれる地域です。四国というと巡礼地が多くあるせいか、何となく本州とは違う独特の空気に包まれている感じがしますが、険しい山に囲まれたこの地域も不思議な雰囲気の漂う場所でした。山を見上げると斜面に張り付くように家や畑があり、平らな所がほとんどない地域です。この大歩危・小歩危地区はラフティングや秘境地として有名な所ですが、この地域、またの名を「妖怪村」とも言うのです。その名の通り、この地区だけでも60以上の妖怪が確認されていて、村の至る所に妖怪出現スポットがあります。妖怪ウォーキングマップなるものもあり、地図を片手に妖怪探しハイキングもできるのです。妖怪出現ポイントにあるのは木彫りの妖怪。すべて村の人たちの手作りです。この木彫りの妖怪が、何とも愛らしく、怖いはずの場所にいても思わず笑顔になってしまいます。そしてハイキングの途中、出会った村の人々に声をかければ、妖怪話や妖怪遭遇話がたくさん聞けるはずです。ただし、ハイキングと言っても山道はかなり急で、場所によっては一歩踏み外すと深い淵に落ちてしまうような、なめてかかれない道です。少し長めの休みがとれた時には、多くの妖怪が潜むこの地域に、妖怪の気配を感じに出かけてみるのもいいかもしれません。

~妖怪村情報~
JR土讃線 大歩危(おおぼけ)駅駅から歩いて10分ほどのところに道の駅があります。
その道の駅の中に妖怪屋敷があります。村びと手作りの妖怪たちと、この村の妖怪の歴史などが展示されています。ほかに、妖怪グッズ(キーホルダーとか妖怪茶など)も販売されています。道の駅で、妖怪ウォーキングマップを手に入れることができます。
窓口にいる方にオススメスポットなどを尋ねると、詳しい職員がいれば、細かく教えてもらえます。
http://www.yamashiro-info.jp/youkai/index.htm
お問い合わせ先
徳島県三好市山城町上名1553-1

投稿時間:10:15 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2011年08月16日 (火)

新日本風土記ざんまい

「新日本風土記」事務局スタッフです。
暑い日が続いていますが、皆さま体調は崩されていませんか? 疲れて夏バテ気味という方もいらっしゃるかもしれません。8月19日(金)は、ゆっくりテレビの前で過ごすというのはいかがでしょう。実は、BSプレミアムで、「新日本風土記」が5本まとめて再放送されるのです! 

知床の映像で涼しさを味わい、路面電車であちこち巡り、宮島や出雲、こんぴらさんで願い事をとなえる・・。一日家でゆっくりごろごろしながら、しかも全国各地への旅気分が味わえます。

夜には、夏にぴったりの妖怪スペシャル。全国各地に残された、妖怪の闇を訪ねます。一風変わった、涼しい夏の夜を過ごせること間違いなし!

8月19日(金)は、ぜひご家族そろって、新日本風土記づくしでお過ごし下さい!

追伸:19日の詳細な番組スケジュールは、放送予定ページをご覧下さい。

投稿時間:10:00 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


2011年08月09日 (火)

踊る阿呆に 見る阿呆

「阿波おどり」を担当した岸本です。


10万人の踊り手と、130万人の観客が押し寄せる、熱狂の祭り・阿波おどり。時には娯楽として人々を楽しませ、時には人々の生きる力になる。番組を通して阿波おどりの奥深い魅力を一人でも多くの方に感じていただけたら幸いです。


とはいえ・・・祭りの真骨頂は、やはりナマの臨場感!なにしろ人口26万の徳島市に10万人の踊り手が集まる祭りですから、町はまさに踊りの渦と化します。踊りそのものも圧巻ですが、「ぞめき」(阿波おどり特有の音楽)で溢れる徳島の町を歩くだけでも、圧倒されるほどです。


今年も、徳島市の阿波おどりは8月12日から15日までの4日間にわたって行われます。ぜひ一度、ナマでご覧になってみてはいかがでしょう。

 

awa_waodori_01.jpg

 

awa_uzu_02.jpg★写真「輪踊り」
 オススメ①
徳島の中心地に突如建設される「演舞場」での踊りも見事ですが、街の至る所で人々が思い思いに踊る姿も、情緒あふれる光景です。

 

awa_niwaka_03.jpg

 

awa_niwaka_04.jpg★「にわか連」
オススメ②
「見る阿呆」よりも数倍楽しいのが「踊る阿呆」です。「にわか連」に参加すれば、有名連の方が、指導してくれます。ぞめきのリズムに身を任せれば徳島出身の方でなくても、勝手に体が動き出します。下手でも構いません、「思いっきり楽しむ」、そして決して「照れない」これがうまく見える最大の秘訣です。

 


awa_sou_05.jpg★「総踊り」
オススメ③
圧巻は「総踊り」。一日の最後に、数百人から千人もの踊り手が一緒に踊ります。理屈を超えて鳥肌が立つ光景です。


日本人の原風景・盆踊りを400年以上にわたって、守り、大切に育ててきた徳島の阿波おどり。ぜひ一度、足をお運びください。遺伝子レベルでうずきます!

 

投稿時間:10:07 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2011年08月02日 (火)

番組テーマ曲について

「新日本風土記」事務局スタッフです。

 

番組をご覧になった方々から、テーマ曲についてのお問い合わせをよく頂きます。どこか懐かしい、独特の世界観が感じられる曲ですよね。うたっているのは、奄美島唄の唄者(ウタシャ)である朝崎郁恵さん。坂本龍一さんやUAさんなど、様々なアーティストとのコラボも積極的にされていらっしゃいます。編曲は、吉俣良さん。今は、大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」の音楽も担当されています。

 

お二人による、番組テーマ曲「あはがり」の収録がおこなわれたのは本年2月のこと。打合せやリハーサルを経て、本番収録が行われたときの模様は、「新日本風土記プレマップ」として、4月に放送しました。その番組を、トップページの「新日本風土記オススメ動画」にあらためて掲載しました。この曲にこめた思いなども、お二人が語っていますので、どうぞご覧下さい。

 

よくお問い合わせを頂くのですが、「あはがり」は、CD発売はされておりません。ただし、インターネット上での配信は始まりました。NHKサイトを離れますが、配信先を番組情報ページに掲載しております。歌詞のお問い合わせもよく頂きますので、近日中に、番組情報ページにてご紹介する予定です。もう少々お待ち下さいませ。

 

ちなみに、「もういちど、日本」のオープニングで流れる曲も、吉俣良さんによる作曲です。松たか子さんのつぶやきとともに、この曲も心地よく耳に響きます。朝のスタートにぴったり!と、日々感じておりますが、皆さまはいかがでしょうか?

 
 

投稿時間:10:05 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


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