2013年6月

2013年06月25日 (火)

富士山、世界遺産に登録!

「新日本風土記」事務局スタッフです。

富士山がめでたく世界遺産に登録されましたね! 登録が決まったとき、富士山を覆っていた霧が晴れていく様を中継で見ました。もちろん自然現象ですから偶然なのでしょうが、あまりのタイミングの良さに、富士山も誇らしいのかも・・と思ってしまいました。まだ登頂したことはないのですが、いつかは登ってみたい憧れの山です。でも、その前に体力をつけなくては。なにごとも準備が大切ですよね。

今週の「もういちど、日本」では、富士山の話題を2日続けてお届けしますので、どうぞご覧下さい。

「新日本風土記」は先週・今週と2週続けて放送がありません。いつも楽しみにご覧頂いている方々、申し訳ありません。来週は、「新日本風土記 倉敷」を放送予定です。いま、制作チームが最後の追い込みに入っています。地元・岡山局のディレクターが、倉敷の魅力を伝えようと必死に頑張っていますので、もう少々お待ち下さいませ。

 

投稿時間:11:08 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


2013年06月18日 (火)

さらなる会津B級グルメ

「会津」の制作を担当した後藤です。

今回、冬から春にかけて取材し、忘れることのできない会津人との出会いが多くありました。会津には“会津の三泣き”という言葉がありますが、まさに、終わった今、その言葉を実感しています。

会津の三泣き…よそ者に対する会津人のとっつきにくさにまず一泣き、なれてくると会津の温かな心に二泣き、そして、会津を去る時には情の深さに心を打たれ、離れがたくて三度目の涙を流す           

ここでは、番組中では残念ながら紹介できなかったこぼれ話をひとつ。

会津B級グルメの「カレー焼きそば」。会津に行ったら、食べてみたい!と興味を持った方も多いと思います…。会津若松市内の40歳前後の方々に聞くと、青春の味=“トミーフードのカレー焼きそば”と口をそろえて答えます。安くてボリューム満点のカレー焼きそばをお目当てに、部活帰りにトミーフードに立ち寄って食べていたんだそうです。

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そんな学生の強い味方・トミーフードですが、お店の方が引退することになり、閉店の危機に見舞われます。そこをなんとかしようと立ちあがったのが、トミーフードで育ったかつての若者たち。自分たちの青春の味を残そうと、作り方や味を引き継ぎ、トミーフードを存続させることになったのです。

現在、トミーフードを守っているのは、山田さん。この方もまた、トミーフード世代のお一人。普段は会社員をしながら、次の後継者が出てくるまで、トミーフードを守っていこう、と奮闘しています。会津若松にお出かけの際は、ぜひ、会津っこが守り、受け継いできた青春の味を味わっていただきたいと思います。お店には、カレー焼きそばのほかに、ミートソースをかけたミート焼きそばというのもあるんです。カレー派、ミート派と好みはわかれるようですが、どちらも気になる方は、両方かかったミックスもあるので、ご心配なく!                 

ちなみに…大人になったカレー焼きそば世代、今はおやつでなく、飲んだあとのシメにカレー焼きそばを楽しむんだそうです。

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*明日水曜の朝8時から再放送があります。是非、ご覧下さい!

投稿時間:10:20 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2013年06月11日 (火)

坂をのぼれば見えてくる ~長崎~

『長崎は坂の街だから…』おばあちゃんの言葉が心に残っています。

長崎を担当した久保田です。

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坂の街・長崎について番組でご紹介できなかった“こぼれ話”を幾つか。

まず、長崎では自転車をあまり見かけません。自転車を持っていない、そもそも乗ったことがない、という方も驚くほど多くいます。坂が階段のため、自転車の通れない道が多いためです。また、坂で暮らす人たちは「きつい、きつい」と愚痴をこぼしつつ、予想以上のスピードで坂を登っていきます。まだ20代の僕でも気を抜くと、おばあちゃんに置いていかれる程。坂に暮らしている人は、平地暮らしの人と比べ、心肺機能が高く、肩こりや腰痛などの自覚症状が少ない、という結果もあるとか。毎日、泣いても笑っても坂ばかり。それが知らず知らず日々の運動になっているのでしょう。

 

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確かに、きつい坂。けれど坂があるからこそ、という事も。

取材中感じた事は、坂の町は人と人との距離が近いということ。車も通れない1メートルちょっとの道幅、そこを毎日人々が歩いて行き交うわけですから、物理的にも人との距離が近い。挨拶をしない訳にもいかない。朝に晩に、近所の人と出会い、時には誰の家の坂がきついか、“坂自慢”をしながら、井戸端会議に盛り上がる。この街には、共に坂を生きている連帯感のようなものがあります。

番組でご紹介した尾曲がり猫を捜しつつ、路地に入り坂を探検すると、長崎の新しい魅力に出会えるかもしれません。

取材中おばあちゃんが、笑顔でこんな一言を言ってくれました。

「また登ってこんね(また登ってきなさい)。」

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投稿時間:11:07 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2013年06月04日 (火)

「日めくり 奥の細道」が始まります!

「新日本風土記」事務局スタッフです。

とうとう関東も梅雨入り。そのわりに、比較的晴天の日が続いていますが、来週からは雨が本格的に降りそうな気配。しばらくは、洗濯物を外に干せない日々が続きますね。でも、この時期にしっかり雨が降らないと、夏に水不足になってしまうかもしれません。季節がきちんと巡ることは大切ですね。

季節の移り変わりを肌で感じ、五七五の句で表現したのが、江戸時代の俳人・松尾芭蕉。芭蕉は、ちょうどこの時期に東北を旅し、「奥の細道」という紀行文学をのこしました。

今回、新日本風土記プロジェクトでは、実際に芭蕉が歩いた東北の旅のルートを、当時とほぼ同じ日程で、日記のようにたどる番組を放送することにしました。題して、「日めくり 奥の細道」。放送は6月8日(土)から、8月2日(金)まで、毎週(月)~(金)の朝7:10から。毎朝5分の漂泊タイムをどうぞお楽しみ下さい。

 

 

投稿時間:11:10 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


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