2016年6月

2016年06月28日 (火)

筑豊で食べ放題といえば。

取材でお世話になった皆さま、番組をご覧いただいた皆さま、ありがとうございます。

筑豊は食べ物の美味しいところです。
番組でもご紹介したお菓子は、町ごとに必ず、
地元の方が「あそこの饅頭はうまい!」とおっしゃるオススメがあります。
筑豊といえばホルモンも名物ですが、
新鮮さと、処理の上手さで、どこで食べてもハズレなしです。
ちょっと意外なのは、うどん屋さんが多いこと。
安くて早くてお腹いっぱいになるので、あちこちで食べました。
うどん発祥の地は福岡市とも言われますから、その影響かなあ、と思ったり。

そんな筑豊で、私にとって衝撃だったのは、卵かけご飯の食べ放題です。
卵かけご飯の食べ放題って、最近は珍しくないのでしょうか?私は初めてでした。
お店によりますが、たとえば、
350円でご飯とスープと卵と漬け物がついて、ご飯と卵がおかわり自由、とか、
300円でご飯とお味噌汁と卵と漬け物がついて、卵がおかわり自由、とか。

 tamagokakegohan.jpg

卵はカゴに入って置いてあり、取り放題。
卵の種類もいろいろありました。
*卵焼きは別料金です。卵好きですみません。

永遠に食べてしまいそうです。
しかし実際には、卵を3つ食べたところで、罪悪感が。
まだまだ食べられるけど、このまま食べ続けていいのか、と。
卵もですが、ご飯も美味しい(筑豊は米どころ!)ので、
ホントに、自制しないと止まりません。

 shokugonotamago.jpg 

お見苦しくてすみません。。。

撮影で体力を消耗するカメラマンや音声マンは、
ご飯をおかわりしつつ、5~6個はぺろり。
ちなみに、スタッフの最高は卵8個でした。

卵かけご飯食べ放題が、筑豊ならではというわけではないのでしょうけれど、
卵とご飯という、基本中の基本の食べ物が、
ちゃんと美味しくて、値段も手頃なのが、なんとなく、筑豊らしいと思ったのでした。
ものすごく珍しかったり贅沢だったりするわけではないですが、
毎日食べるものがきちんとしているのは、ありがたいことだなあと。
(・・・何とか意味のあることを書こうとしてみましたが、
けっきょくは卵かけご飯食べ放題が嬉しかった、という記事です、お許し下さい。)

筑豊は車で移動することがどうしても多くなりますが、
道沿いの「卵かけご飯食べ放題」の看板を目にして、
思わず立ち寄ってしまったら、くれぐれも食べ過ぎにはご注意を。
卵を使ったプリンやソフトクリームもありますので。

投稿時間:11:00 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2016年06月21日 (火)

梅雨の晴れ間!

新日本風土記事務局スタッフです。

梅雨真っ盛りですね。じめじめした日が続くと気分も滅入ってしまいますが、雨の朝、いつもは一晩で乾いていた部屋干しの洗濯物がまだ乾いていないとわかると、目に見えない湿気の存在感に妙に感心してしまいます。そんななか、梅雨の晴れ間は嬉しいですね。先週末は全国的によく晴れて、関東から近畿の各地では今年一番の暑さになったそうですね。晴れ間は嬉しいけれど、暑すぎるのも・・・と勝手な話ですが、まだ真夏ほど暑くないとはいえ、この時期の熱中症も少なくないそうです。奄美地方では先週末、梅雨が明けたと気象庁の発表がありました。平年より11日早いそうです。今年の夏は猛暑の可能性があるそうですし、みなさん、くれぐれも熱中症に気をつけましょうね。

さて、「暑い」「熱い」といえば、今週金曜日放送の新日本風土記「筑豊」も熱々です!明治から昭和にかけて、日本一の規模を誇った炭鉱地帯「筑豊」。命がけで働く炭鉱夫たち、女性たちの生き様には、胸を打たれます。また、今は炭鉱夫たちの子どもや孫の世代でにぎわうという酒店や、かつて筑豊のひとびとに笑いと涙を届け、今もその伝統を受け継いでいる大衆劇場など、とても見応えがあります。

さらにもう1つ、ぜひじっくりご覧いただきたいのが、放送予定日のページへ行くと掲載される番組ポスター。今回は、当時の筑豊の子どもたちの生き生きとした日常風景が写し出されています。白黒写真ながら、あふれる子どもたちの逞しさ、けなげさに、顔がほころびます。

ちなみに、新日本風土記のポスターを製作するチームは、「番組テーマと土地の個有性を求めて、手法にこだわらず、手段を選ばす、見えるものにする」を目標にしています。

「筑豊」を手がけたアートディレクター曰く、

筑豊の過去現在の写真、資料の中に、ポスターにしてくれと、叫ぶ写真がたくさんありました。
その中でこの写真は、『懐かしい、ひたすら懐かしい。』
と響いてくる1枚でした。

なぜ懐かしい?
当時、ありふれた日常であったろう子供たちの遊び風物。
各自、自分に夢中!  人目に媚びない夢中。
それが大人の中に眠っている子供を呼び起こす。
それが16世紀ブリューゲルの「子供の遊戯」に通じる夢中! 
時を越えるのだろう。

写真をよく見ると視線がジグザグ繋がり、X斜線構図と相まって、
ルネッサンス期に完成した伝統的絵画構図である。
ディティールも時代の憧れの遊びに充ちている。
きれいな散髪。ズック靴、モダンなスピッツ犬と犬小屋。
鳩小屋だろうか、鳥を飼う少年を憧れで見る少年。

監督の目で見てひとつの謎がある。
写真として完璧すぎるのだ。
人と犬の視線の繋がり。ボタ山まで続く全体構図。ディティールは、物語りにあふれる。
写真はスナップなのか? 指示したのだろうか?

ぜひポスターも番組とあわせてお楽しみください!!

投稿時間:11:00 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


2016年06月14日 (火)

しまなみ海道の夕景いろいろ

「しまなみ海道 島物語」の回を担当しました広島局の梨本と申します。

去年から広島で暮らすようになり、初めて“多島美”という言葉を知りました。多くの島が連なるしまなみ海道はどこを走っても“多島美”を味わえますが、とりわけ絶景of絶景とでも言えるのが大島の南にある亀老山展望台です。

亀老山は高さ309m、来島海峡としまなみ海道の来島海峡大橋を見渡すことができます。どちらも西方向にあるので特に夕日がきれいです。ちなみに一番最初のロケで訪れたのがこの場所で、最後のロケもここでした。

ロケ初期、3月3日の夕景がこれ。

yama1.jpg

そして全部ロケ終了した5月2日の夕景がこれ。

yama2.jpg

日没の場所が随分変わっています。長いことロケしてたんだなあと実感しました。

場所はしまなみ海道を本州側からなら大島北インターで下りて国道317号線を南下、四国側からなら大島南インターを下りて北へ。標識があるので分かると思います。ちなみにここの売店のジェラートが絶品らしいのですが、夕景を撮る時間には開いていませんでした。

それでは、みなさんサイクリングの聖地しまなみ海道に是非、お越し下さい。尾道からでも、今治からでも、また途中の島からでもレンタサイクルがあり、乗り捨て可能なので手軽に楽しめます。亀老山を自転車で攻めるのはちょっとハイレベルかもしれませんが…。

投稿時間:11:00 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2016年06月07日 (火)

梅雨本番!

新日本風土記事務局スタッフです。

6月に入り、雨の日が増えてきたようです。通勤途上では、あじさいが生き生きと花を咲かせていて、なんだか嬉しそう。先日放送した「山ものがたり」では、月山に降った雪が、春になると田んぼを潤すというエピソードを紹介しました。梅雨も同じで、この時期にきちんと雨が降ることが大切なんですよね。洗濯物は乾かないし、足下は濡れるし、困ることもありますが、あじさいを見て我慢しましょう(笑)。

でもやっぱり、気分爽快にスッキリしたい!というあなた。今週金曜日の「新日本風土記 しまなみ海道」をぜひご覧下さい。自転車好きの方には有名ですが、海にかかる橋の上をスイスイと自転車で走るのは、サイコーなんだとか。自由にのびのび、心も身体も解き放って、番組に身を委ねて下さい!

ところで、「もういちど、日本」のページに「もういちど、日本ヒストリー」というタグがありますが、それをのぞくと、これまでに放送した「もういちど、日本」のタイトルをご確認頂けます。しかも!「みちしる」で掲載している場合は、クリックするだけで、その動画をご覧頂けるようになりました!冒頭の松たか子さんのキャッチコピーはついていませんが、動画の内容はお楽しみ頂けます。すべて網羅しているわけではありませんが、これからも少しずつリンクを追加していきますので、時々のぞいてみて下さい!

投稿時間:11:00 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


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