【Q&A】腱板断裂でリバース型手術をすすめられている 生活に不自由ないが手術すべき?

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腱板断裂で、リバース型人工関節手術をすすめられましたが、痛みは少しあっても生活に不自由ありませんので、今手術したくありません。
先々大変になりますでしょうか?注射、リハビリには、通っています。
早く手術したほうが良いのでしょうか?(74歳 女性)

専門家による回答

リバース型人工関節手術をすすめられたとのことですので、修復困難な広範囲断裂か変形性関節症を伴う比較的大きな腱板断裂と思われます。
注射やリハビリで痛みが軽減して生活に不自由がないのでしたら、決して慌てて行う手術ではありません。
この手術は、保存療法を行っても日常生活に支障をきたすほどの痛みや動きの制限が続く場合にのみ適応し、手術としては最終兵器的な方法です。もし今の主治医が、症状の改善が得られているのに画像所見だけでリバース型人工関節をすすめているのであれば、適切な判断なのか疑問がありますので、他の肩関節専門医のセカンドオピニオンを求めることがすすめられます。

(2017年4月12日(水)放送関連)

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