Q&A 結核

目次

結核のよくあるご質問
20歳ごろまでツベルクリン陽性 発病の可能性は?
60年ほど前に肺結核を完治 今後再発する可能性は?

結核のよくあるご質問

20歳ごろまでツベルクリン陽性 発病の可能性は?

私は乳児のころ、ツベルクリン反応陽性で感染がわかりましたが、発病はしていません。20歳ごろまでの学校などのツ反検査も毎回陽性でした。何十年も前の乳児の時の感染でも、この先発病する可能性があるのですか?
感染したことがなくBCG接種を受けた通常のパターンの人と比べて、リスクが高くなりますか?
毎回、ツ反陽性だったので、BCGは接種したことがありません。腎不全もあるので気になります。(44歳 女性)
以前はBCG接種をする前に、乳児にツベルクリン反応を行なっていました。これはごくまれに結核感染している乳児を発見することが目的でした。こうした場合は、接触者は限られ、両親または祖父母が感染源と分かることがほとんどでした。質問者の場合も、接触者のスクリーニングをしたはずですが、見つからなかったので予防内服もしなかったのだと思います。BCG未接種のツベルクリン陽性者でも、必ず結核感染者とは限らないのです。非特異的なアレルギー反応や非結核性抗酸菌感染などで、陽性になることもあります。
質問者の場合は、結核感染者とも非感染者とも、はっきりいえなかったのでBCG接種を受けないまま、現在に至ったと思われます。しかし、結核感染を調べる方法として、当時はツベルクリン反応だけでしたが、今はクォンティフェロンやT-SPOTという別の方法があります。腎不全の程度が判りませんが、乳児期に本当に感染していたなら、今後発病するリスクはゼロとはいえません。
一度主治医に相談してクォンティフェロンやT-SPOTを受けられてはいかがでしょうか?

60年ほど前に肺結核を完治 今後再発する可能性は?

大学時代に肺結核にかかり、薬で完治しました。一度かかると免疫があって、二度と結核にはならないと信じていますが、如何でしょうか?(78歳 男性)
大学生の頃、結核を発病して確かにそれなりの結核特異免疫はできたと思います。しかしこの結核特異免疫は若いころは保たれていますが、残念ながら加齢現象によって低下してきます。また60年前の治療だと、ストマイ・パス・ヒドラジッドの3剤併用療法だったはずです。現在の治療より弱い治療法なので、体内に結核菌が生き残っている可能性はかなり高いと思います。
実際、3剤併用療法を受けた方の再発は、決して珍しくありません。今後毎年胸部X線写真を撮ることと、せきやたんが2週間以上続けば医療機関を受診することをお勧めします。

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