Q&A 梅毒

目次

梅毒のよくあるご質問
梅毒3期と4期の治療法について
お風呂でも感染する?

梅毒のよくあるご質問

梅毒3期と4期の治療法について

梅毒3期と4期の治療法の説明がありませんでしたが、この時期になったら手遅れということですか?(37歳 女性)
手遅れということではありませんが、より治療が難しくなることは確かです。
日本のガイドラインでは、ペニシリン内服の投与期間は、第1期は2~4週間、第2期では4~8週間、第3期以降では8~12週間が推奨されています。それだけ長期間に内服する必要があるということです。
米国CDCのガイドラインでも、2期までは1回の筋肉注射ですむところが、3期以降になると3回筋肉注射することが推奨されています。
また、治療で感染症がコントロールできても瘢痕(はんこん)や変形などの症状は完全には回復せず、動脈瘤なども、もとにもどるわけではありません。

お風呂でも感染する?

粘膜や体液から感染するなら、お風呂でも感染のリスクがありますか?
梅毒の人と入浴したり、梅毒の人が入った後の湯につかるのは、多少なりともリスクがあるのか、教えて頂きたいです。(37歳 女性)
皮膚の表面は角質で覆われており、さらに外側には皮脂膜が存在しますので、健康な皮膚からはまず梅毒トレポネーマは侵入できません。粘膜には皮脂膜は存在せず角質も薄いので侵入が容易です。硬性下疳(こうせいげかん)や扁平コンジローマなどの粘膜病変では、梅毒トレポネーマが表面に多数存在しており、粘膜同士が接触する性的行為で容易に感染します。
入浴時の感染リスクとしては、病変と粘膜が接触するようなことがなければ感染しないと考えてよいでしょう。可能性があるとすれば、肛門周囲に病変がある人が座ったバスチェア(風呂椅子)にすぐに座って肛門などの粘膜が接触することぐらいでしょう。座る前に洗い流せばこの確率は低くなりますし、浴槽につかることで感染するリスクとなると限りなくゼロに近いでしょう。

関連する病気の記事一覧

きょうの健康

病気や健康に関する質問を募集!

最近放送したテーマに関する質問を募集しています。
現在、募集中のテーマは「質問を送る」ページでご確認ください。
※各テーマの募集期間は約2週間とし、予告なく終了いたします
※すべてのご質問にお答えできるわけではありませんので、ご了承ください