【Q&A】ひざにたまった水(関節液)の対処はどうしたらよい?

更新日

現在、変形性膝関節症で整形外科にて2~3か月ごとに膝部にたまる水を抜いています。
2015年6月に最初に水抜きし、それ以来、膝にかかる負担を減らすため、体重を9kg減量し、毎日サポーターを付けて膝をかばい、筋肉増強のためウォーキングや筋トレをしています。おかげで膝の痛みは薄れつつあり、改善の跡が見えますが、膝部にたまる水は容易に改善できません。水はこのまま定期的に抜き続けることがベストでしょうか? (72歳 男性)

専門家による回答

たまった水を放置するよりは抜くほうがベターです。水を抜くのと同時にヒアルロン酸の関節内注射をすることが多く、治療を兼ねています。水があっても運動は必要です。特に筋力訓練は炎症を抑える可能性があり、水の量が減ることも期待できます。ウォーキングで腫れが強くなるようなら、水中運動や自転車こぎなど膝への負担の少ない方法に変更するとよいです。

(2018年4月9日(月)~12日(木)放送関連)

関連する病気の記事一覧