制作ウラ話
夏休みの思い出
いや別に、今年の夏休みの思い出を日記風に書きたかったわけではありません。
7月下旬のこの季節になると、子供のころ、夏休みの宿題に追われていたことを思い出す店主です。追い込まれてから始めて間に合うものもありましたが、なぜもっと早く取りかからなかったのかと後悔するものもありました。
その一つが「自由研究」です。
特に研究熱心でなかったのか、その他の遊びに研究熱心だったせいなのか、後回しにしたことを後悔した思い出があります。
次回の知恵泉は、化学の研究が大好きだった人が主人公です。
日本薬学の父と呼ばれる、長井長義。
化学の本場ドイツで実力を磨き、帰国後には独自の薬を開発し、日本の薬学を国際的なレベルに押し上げました。
そんな長井の知恵を読み解くのは・・・

アート集団「チームラボ」代表の猪子寿之さん、八木亜希子さん、徳島大学名誉教授の渋谷雅之さんです。
猪子さんと言えば、最先端のデジタルテクノロジーを駆使した斬新なアートで知られる「チームラボ」の代表。先日、東京・お台場に常設のミュージアムをオープンしたことでも話題となっています。
新しい技術の可能性を信じて進んできた長井長義と猪子寿之さん。
2人の言葉から、人生を切り開く知恵に迫ります!
投稿者:店員 | 投稿時間:23:00 | 固定リンク
ここ一番の勝負どき
こんにちは。4代目店主の新井です。
先日、番組冒頭でカラオケを歌ったものの、周囲からは特にこれといった反応もなく・・・。
普通に歌いすぎてインパクトが薄かったのかも・・・と反省。
これは稽古が足りないと、先日も「ひとりカラオケ」に行ってきました。
一人で行くメリットはいくつかあるのですが、その一つに、採点機能を使って点数が悪くても恥ずかしくないということがあります。
こう見えていつも緊張する私は、採点機能をONにすると、急に音が外れるなんてこともあるんです。
「ここ一番」に弱いのです。
7月17日と24日の知恵泉は、「ここ一番」の厳しい局面を持ち前の知恵でことごとくモノにし続けた、源義経が主人公です。
今回のご来店は・・・

元プロ野球監督の落合博満さん、麻木久仁子さん、日本大学教授の関幸彦さんです。
17日の放送では、義経の“奇襲”を、
24日の放送では、義経の“失敗ぶり”を、落合さんが「オレ流」で読み解きます。
是非ご覧ください!
投稿者:店員 | 投稿時間:12:52 | 固定リンク
夏だから、ネバネバと
こんにちは。4代目店主の新井です。
7月に入り、歴史居酒屋「知恵泉」のある東京・渋谷は、夏の暑さが続いています。
この季節、キャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」を歌いたくなるのは私だけでしょうか?
立秋を過ぎて歌うのは気が引けるので、今週あたり、歌いに行こうと思います。
さて、暑い日が続いて夏バテ気味という時には、ネバネバ夏野菜のオクラがいい・・・なんて話を聞きますが、次回の知恵泉も、ネバネバ行きたいと思います。
何がネバネバなのか・・・それは、粘り強い気持ちです。
前回、本多正信の生き方を紹介して、嫌われることも怖くないと思った方もいらっしゃるのでは。
でももし・・・すでに嫌われていたらどうしましょう?
今回は、織田信長や千利休に才覚を認められながらも、豊臣秀吉に嫌われ、歴史に埋もれてしまった武将、蒲生氏郷が主人公です。
“出る杭は打たれる”中、粘り強く生きていった蒲生の知恵をご紹介します。
今回も前回に引き続き・・・

哲学者の岸見一郎さん、タレントの岡田圭右さん、静岡大学名誉教授の小和田哲男さんとともにお伝えします!
投稿者:店員 | 投稿時間:18:18 | 固定リンク
私のこと、嫌い?
子供のころ、
「好き・・・嫌い・・・好き・・・嫌い・・・」
と花占いをしていたことを、ふと思い出しました。
意外と乙女な4代目です。
誰にでも、好かれたい気持ち、嫌われたくない気持ちってありますよね。
今回の主人公は、戦国時代、あえて嫌われることで自分の立場を確立していった本多正信です。

今回のご来店は・・・
哲学者の岸見一郎さん、タレントの岡田圭右さん、静岡大学名誉教授の小和田哲男さんです。
岸見一郎さんと言えば、著書「嫌われる勇気」がベストセラーになりました。
戦国時代の“嫌われ者”の気持ちを読み解き、現代人が嫌われることに神経質になっている理由についても聞いていきます。すると、嫌われるのも悪くないと思えてくるかもしれません。
また、“すべり芸”でおなじみ(?)の岡田圭右さんが、すべってもいいと思う理由についても話してくださいました。
戦国時代がご専門の小和田哲男さんの解説とともにお送りします!
投稿者:店員 | 投稿時間:18:50 | 固定リンク
今後の予定
店主でございます。
前後編にわたりお届けした若き信長の知恵、いかがでしたでしょうか。

知恵泉紀行でご紹介した信長バス。

岐阜バスの皆さんと一緒に。
早朝からのご対応、本当にありがとうございました!
岐阜バスには「濃姫バス」も走っています。
岐阜駅周辺に行かれる方はぜひ探してみては!

岐阜大学茶道部の皆さんにもご協力いただきました。
作法を知らない私に丁寧に教えてくださいました。

そして、とても人懐こい岐阜公園のネコ。

さて知恵泉、2月はアンコール月間です。
◆1月31日 徳川四天王(前編)◆
◆2月7日 徳川四天王(後編)◆
◆2月14日 由利公正◆
◆2月21日 小栗上野介◆
また、若き信長の知恵・後編の再放送は、ちょっと先になりますが、2月21日(火)。
1月31日(火)の再放送は「松浦武四郎」の回をお届けします。
ではまた。
投稿者:店主 | 投稿時間:19:25 | 固定リンク
神は細部に
店主でございます。
関ヶ原の戦いにおける石田三成の知恵、いかがでしたでしょうか。
次回はいよいよ、勝者・家康側の知恵に迫ります。

写真①雑誌読む店主
さてその三成回で、店主が冒頭に読んでいた“旅行雑誌”。

写真②表紙
美術チームが制作したオリジナル雑誌なのです。
驚くべきはその緻密さ。
裏表紙をよく見てみると…

写真③裏表紙
我が「知恵泉」の全面広告が!
番組冒頭でちょっとしか映らない、
しかもアップで映ることもない、
でも、この本物を追求するクオリティ!
(しかも支店の場所が初代のいる福岡という…)
神は細部に宿るとでも言いますか、
この雑誌に限らず、美術チームのこだわりが
実は店内のあちこちに見られるのです(詳細はまた別途)。
「いい雰囲気のお店ですね」
「こんなお店で本当に飲んでみたい!」
というお言葉をゲストの方々から度々頂戴いたします。
それもこれも美術チームのおかげ。
“なんちゃって店主”の貧相さを補って余りある
そのクオリティには毎度頭が下がるばかりです…。
画面の端に見えるキラリと光るこだわりにも
今後注目してご賞味いただければ幸いです。
投稿者:店主 | 投稿時間:18:47 | 固定リンク
ありがとうございました。
閉店後の店から何やら会話が・・・。

酒樽)「なんか遠くに行くって?なにをしに行くんだ・・・?」
二郎)「ちょっとね」
樽)「ちょっとじゃないよ。営業時間も変わるんだぞ。逃げるのか」
二)「相変わらず口悪いな。人聞きの悪い。修行しなおそうかと思ってね。」
樽)「修行?」
二)「うん。この2年間、色々な人に出会って、本当に沢山のことを学ばせていただいたんだ。このままの調子でお店に立ち続けることも考えたけど、でも、もっとおいしい歴史の知恵をお出しするには、まだまだ修行が足りないな、と痛感させられる日々でもあったわけだよ。」
樽)「うん・・・」
二)「先人たちの知恵をお出しするのも、それからお見えになる現代の仕事人の方々の知恵を受け止めるのも、ぼくに足りないのは『経験』なんだよね。それはそうだよね。人生の荒波を乗り越えて知恵を手にしてきた方々と比べようもないのは当たり前だけど、でも少しでも、ってね。
この店を楽しみにしていただいた方々に、『ああ、自分も頑張ってみよう』とか、『ちょっと明日からのやる気が出てきたぞ』という気持ちになっていただきたいと、毎週店を開いてきたけれども、気づいてみたら、当の自分が一番『明日はきっと良い日になる。よし、次に向けて一歩を踏み出してやろう』って思えていたんだね。人生の指針と、勇気をもらってた。この店でやりとりされる一言一言が、自分の中で、“煮込まれて”いたんだね~。」
樽)「全然うまいこと言ってないぞ。しかし・・・。寂しくなるじゃないか・・・」
二)「おっ、初めて優しいこと言ってくれたじゃないか。酒樽くん。まあでも、笑顔で送り出してくれよ。ぼくはいま、こんな心境だよ」

ということで、皆様、しばしのお別れでございます。新年度から、当店は夜10時開店です。
2年間、ありがとうございました。
また、お目にかかれる日まで、ごきげんよう!!!

投稿者:店主 | 投稿時間:13:49 | 固定リンク
1000フォロワー突破記念謝恩!
昔から、「千里の道も一歩から、1,000フォロワーの道も1フォロワーから」などと申しますが、それが現実のものとなりました。知恵泉公式Twitterアカウント、1000フォロワー達成です!
これもひとえに皆様のおかげ、来店くださる皆様のおかげ、そして、ワタシ、ではなく、先人たちの知恵のおかげと、感謝感激でございます。
時折、「店主は閑古鳥を飼うのが上手だねぇ」などとイジられては、ため息をついていたわたくし。でも、こんなにも皆様に支えられていたのだと、気持ちを強く持った次第です。
かさねがさね、ありがとうございます。
次なる目標は1万フォロワー!その次は10万フォロワー!
行きますよ〜‼(私の前向きさは持続力に難ありなのですが、ま、今はこんな感じでいいか)
あ、ちなみに、来週は江戸の名補佐役、保科正之の知恵を味わっていただきます。
わたしも店を飛び出して仕込みに走りました!ぜひご覧くださいませ!!
投稿者:店主 | 投稿時間:20:38 | 固定リンク
仕込み作業。
皆様、毎週多彩な知恵をお出ししている知恵泉、店主の井上二郎でございます。
店内でのトークももちろんですが、仕込みに仕込んだ知恵のVTRも楽しんでいただけているのではないでしょうか。
では、店主の仕込み作業を特別にご覧にいれましょう。こちら。

真心こめて作り上げておりますよ。時々噛みますけど。
こんな様子も思い浮かべながら知恵を味わっていただければ、また味わいも違ってくる・・・かも・・・?
投稿者:店主 | 投稿時間:15:28 | 固定リンク
この方は?その2
皆様、毎度のごひいきありがとうございます。店主の井上二郎でございます。
石橋湛山の骨太の知恵、どう味わっていただけましたでしょうか。
さて、知恵をお出しするに当たって湛山邸にネタを仕入れに行った私。そこでこんなものみつけました。
クイズ、これだーれだ?答えはまた次回のブログでお伝えします。

さてこの間は、商店街の組合費値上げに反対してきたという姿をお見せしてしまいましたね。ん?「知恵泉って、商店街組合に所属してるの?」って思われた方、いらっしゃいますか?
そうなんです、この店、某所某商店街から一本入った裏通りで営業。それなのになぜか外国人もよく通る、知る人ぞ知る路地。大将の得意技はキャベツのせん切り等々、細かな設定があるんです。
まあ中には勢いで言っちゃって、「まずい、そんな設定考えてなかった」ってなこともあるかもしれませんが…。さあ、仕込みの時間だ。お店見つけて、きょうは3人以上、来てくれるかな…。
投稿者:店主 | 投稿時間:11:21 | 固定リンク