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相田義男さん

  • 未来デザイナー

石川町巨大クリスタル伝説

『県南大地のエネルギー 石川町の巨大水晶伝説』  

棚倉町が土ならば、石川町は石の町だ。

ペグマタイト(巨晶花崗岩)が、全国で3本の指に入るほど豊富な、石川町。

簡単に言えば、御影石(墓石などに使われる)の細かな模様が、

なん百倍にも大きくなって巨大な結晶になっている状態が、地中にあることらしい。

 

 

かつては、巨大な電気石(トルマリン)やザクロ石(ガーネット)が、

わんさかとれた日本有数の鉱物資源に恵まれたところ。

福島長石の名で、高品質な瀬戸物の釉薬の産地として、

全国に名をとどろかせたこともある。

 

 

 

そのため、今でも石川町には、石の専門家が訪れる。

希少な金属、レアアースの世界的権威、東大の加藤泰浩教授もその一人だ。

春休み、研究の一環で、この町を訪れていた加藤教授に同行させてもらった。

すると、鉱山跡からは希少金属レアアースがいくつも見つかった。

未だ謎多きレアアースが、どういった場所に生み出されるのか、

そのメカニズムを紐解く鍵となる発見もあった。

 

 

 

そんな石川町には、ひとつの伝説がささやかれてきた。

それが、抱えきれないほどの巨大な水晶が、掘り出せず今も地中に眠っているというもの。

石川鉱石採掘跡保存会の相田義男さんも、その伝説を聞かされた一人だ。

ほかの町ならば、ただのホラ話と相手にしないが、石川町ならば十分にあり得ると、目を輝かせる。

詳しい場所はわからないが、もしかしたら巨大な水晶が、石川町のどこかには、今も眠っているのかも。

 

 

 

また、保存会では、子供たちに石の魅力を知ってほしいと、石拾い体験も実施。

町や保存会に連絡すれば、申し込める。

大地のエネルギーを感じるいいチャンスだ。

 

 

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