ものがたり

中通り

武田幸夫さん

  • 福島LOVERS

命の水を守る看護人

明治時代に作られた、総延長130キロの巨大な水路「安積疏水」。

山を隔てた猪苗代湖から水を引き、安積平野に張り巡らされている。

県内でも指折りのコメどころ、郡山の農業にはなくてはならない「命の水」だ。

 

 

 

そんな安積疏水は「看護人」と呼ばれる総勢100人の農家たちで守られている。

ほとんどが明治時代に入植してきた開拓者の子孫だ。

そのうちの一人、武田幸夫(たけだ・ゆきお)さん。

 

 

武田さんの一日は朝6時から始まる。

「看護人」として、毎日、地区全体の水の量を調整。

その後の水が安全に行き渡るか見回りも。平野に広く張り巡らされている安積疎水。中には高速道路の上にも。水があふれて交通を妨げないよう、流木などを取り除く。

 

 

明治時代まで「不毛の地」とされてきた安積平野。

時の政府は猪苗代湖から全長130キロの疏水事業を計画。その大工事に多くの入植者が加わった。

武田さんの先祖も明治時代に入植。

看護人として安積疏水を守り、先祖が開拓した水田を守ろうとしていた父・義一さんを見て

武田さんも看護人を務めるようになった。

 

 

一覧へ戻る 

番組バックナンバー