ものがたり

浜通り

鈴木謙太郎さん

  • まん福

ピチピチ秋の福 不屈のサケ

今回、安藤アナが与えられたミッションは「浜通りの秋の旬を探せ」。

楢葉町の「木戸川鮭祭り」が9年ぶりに復活し、来る10月20日に開かれるという情報を発見した。

 

 

さっそくやってきた楢葉町。案内してくれたのは、木戸川漁協の鈴木謙太郎さんだ。

 

 

 

実は、木戸川の鮭は「不屈の鮭」。

原発事故で、楢葉町は4年半にわたりすべての住民が避難を余儀なくされ、

長年続けてきた鮭の人口ふ化と放流も中断された。

しかし、鈴木さんたちは諦めることなく、避難指示が解除された2015年の秋に人工ふ化を再開。

翌年の春に、震災後初めて自分たちでかえした稚魚を放流した。

その鮭が4年目のこの秋、木戸川に初めて帰ってくる。それに合わせて祭りも復活する。

 

 

向かったのは、サケをつかまえる「やな場」。

そこには、4年ぶりに木戸川に帰ってきたサケの姿があった。

 

 

 

木戸川の鮭には、特別なおいしさがある。その理由は、「やな場」が海からとても近いこと。

海から「やな場」までの距離がおよそ800メートルしかなく、サケが川をのぼって体力を消耗する前に

捕まえるので、蓄えた栄養がたっぷりで、脂がのっているそうだ。

 

 

 

 

とれたてのサケを、さっそくいただけることになった。

調理してくれるのは、漁協に務めて30年以上の管野さんと渡辺さん。

 

 

 

脂ののったサケの身、そして頭や骨からとれる極上の出汁。

鮭をあますところなく味わう「紅葉汁」(こうようじる)が完成。

サケの身のピンクや皮の紫、それにニンジンの赤やネギの青など、彩り豊かなことからその名がついたという。

 

 

「不屈の鮭」が運んでくる特別な秋。待ちわびた福をかみしめる人に出会った。

 

 

 

9年ぶり復活
「木戸川鮭祭り」の情報は
コチラ

 

 

 

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