ものがたり

会津地方

堂平義忠さん

  • 未来デザイナー

私はタイとの架け橋になりたい

福島を走る聖火リレー。2日目のゴールは会津若松市。そこに、安藤結衣アナウンサーがやってきた!

今回のミッションは、聖火のルートをたどりながらあるものを探してもらう。それがこれ。一体どういう意味?

どうやら会津若松と深い関係がある、とある国の言葉らしい。

 

 

 

ということで、聖火のルートに沿って、調査開始!するとどうやら、これはタイの言葉だということが分かった。ルート上にある、神明通り商店街にはタイの国旗があるとの情報もゲット。いったいタイと会津若松、どんな関係が…?実は、会津若松市はタイのホストタウン。ボクシングの強化合宿を行ったり、タイ料理教室を開催したりと、町を挙げてタイを歓迎しているところだ。さらに聞き込みを続けていると、商店街にタイ料理屋さんを発見!ここで30年近く店を構える堂平義忠さんと出会った。実は堂平さん、タイを愛する、タイのスペシャリスト。貿易会社で勤めていたときに、タイに赴任。タイの文化の奥深さにすっかり魅了され、故郷会津若松で店を開いた。今では堂平さんの店は、会津に来るタイ人観光客の“立ち寄り所”にもなっているんだとか。

 

 

日本で働きたいというタイ人も、積極的に雇っていたという堂平さん。でも、原発事故が起きると、タイの人が店で働くことをタイ政府が許可しなくなった。

「タイの労働省に在留資格を出してほしいとお願いに行きましたら、日本の地図があったんです。福島県は全体的に色が塗ってあったんですよね。なので、あぁこういうことかぁとはちょっと思いましたね。」

今も海外では、福島に悪いイメージが根付いたままだと、堂平さんが感じた出来事だった。そこで堂平さんは一念発起。イベントでタイ人の通訳を買って出たり、SNSで情報を発信したりと、福島のイメージを少しでも変えようと努力してきた。

「福島大丈夫だよ、と言いたいです。来て、見て、帰っていただいて、生の声を伝えて頂くっていうことで本当のことを知って頂きたい。そこから繋がっていってくれればなぁって思いますね。」

 

 

そんなタイを愛する堂平さんが、安藤アナが与えられたミッションを翻訳。答えは「タイのおもてなし料理」だそう。そう言って堂平さんが持ってきたものは……ただの水!?実はタイは乾季と雨期に分かれていて、1年の半分はほとんど雨が降らない。水道もない昔は、雨季の間に貯めておいた水で一年生活するほど、水が貴重な国。

そのときの名残りで、今でも冷たい水で客人をもてなすのが最高のおもてなしなんだって。

「な~んだ、水かぁ。お腹空いてたのにぃ…。」と残念がる安藤アナに、堂平さん、ちゃ~んと料理も作ってくれました。ありがとうございます!

 

 

タイの人たちに本当の福島の姿を知ってもらいたい。タイと会津との懸け橋になろうとする男の願いだ。

 

 

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