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子育て(35件)の放送記録

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2024年3月13日(水)

“教育虐待” その教育は誰のため?

「成績が悪いと子どもをどなる」 「睡眠時間を削って勉強させる」 教育のためによかれと思った言動、実は「教育虐待」かもしれません。教育虐待とは、子どもの心や身体が耐えられる限度を超えて教育を強制すること。佐賀で起きた元大学生の両親殺害事件では、背景に教育虐待があったと裁判で専門家が証言し注目を集めました。受験などが過度に競争的と指摘される日本。どうすれば教育虐待を防 ...

2023年2月28日(火)

「どうなる離婚後の子育て 子どもの幸せのために」

年間およそ18万組をこえる離婚。家族の形が多様化する今、離婚後の子育てに関わる議論が国の法制審議会で行われています。父母双方を親権者とする「共同親権」を導入か、一方のみの「単独親権」維持かです。今回、離婚家庭の父母や子どもの声を徹底取材。さらに海外の最新事情もルポし、離婚後も両親が子育てに関わるという考えが浸透しているオーストラリアでそのヒントを探りました。「子どもの ...

2023年1月16日(月)

なぜ相次ぐ“不適切保育” 子どもの居場所どう守る

保育施設で子どもが亡くなったり、虐待されたりする“不適切保育”の発覚が相次いでいます。静岡では通園バスに置き去りにされた子どもが熱中症で亡くなる痛ましい事件が起きた後、別の施設で園児への暴行の疑いで3人の元保育士が逮捕される事件も。沖縄では施設に4時間預けられた乳児が心肺停止の状態で返される信じがたい事態まで。待機児童解消のために施設を増やし続けてきたいま、現場で何が ...

2022年12月13日(火)

“母親の後悔” その向こうに何が

『母親になって後悔してる』というドキッとするタイトルの本が大きな反響を呼んでいます。イスラエルの学者が母親たちをインタビューしたもので「子どもは愛しているが、母になって後悔してる」という複雑な思いに共感が集まっています。取材班がWEB記事などで伝えると全国から300以上の投稿が。「我が子を産んだ後悔は決してない」という思いと共に、母親たちが心に内に秘めてきたものとは。 ...

2022年6月28日(火)

孤立する母子を救えるか 増加する“特定妊婦”

予期せぬ妊娠や貧困などで子どもを育てるのが難しく、出産前から支援が必要と行政に認定される「特定妊婦」。ここ10年で8倍の8200人に増加していますが、取材を進めると、助けを求めることもできず、また助けを求めたとしてもその声を社会にかき消されるなど、孤立を深める母親たちの実態が浮かび上がってきました。なかには孤立出産や事件につながる例も。産前から産後、自立まで一貫して支 ...

2022年4月20日(水)

妻は夫に“殺された”のか 追跡・講談社元社員“事件と裁判”

6年前、東京文京区の家庭内で起きたある事件。亡くなったのは4人の子を持つ「母親」、逮捕されたのは出版社に勤めていた「夫」でした。夫は「妻は自殺だった」と無実を訴えるも、一審二審ともに判決は有罪。ところが被告の友人に加え、妻の親族までもが「審理が尽くされていない」と裁判の見直しを求める異例の事態に。なぜか?取材を進めると、裁判ではほとんど検証されなかった“ある事実"の存 ...

2019年4月18日(木)

毒親って!? 親子関係どうすれば・・・

「毒親が原因で大人になっても生きづらい」という声がネットにあふれている。毒親とは、過干渉や暴言・暴力などで、子どもを思い通りに支配したり、自分を優先して子どもを構わなかったりする「毒になる親」のことを言う。番組では、「毒親」に悩む人たちに密着。親から解放され、自分を取り戻すにはどうすればいいのか。そして、子どもに毒親と言われないためには。現代のゆがんだ親子関係を紐解き ...

2017年8月10日(木)

くろげん+ 夏休み課外授業 親子でまなぼう!“戦争とテロ”

世界では、きょうも「戦争」や「テロ」が満ちあふれている。だけど、どこか遠い話に聞こえているかもしれません。そこで、今回は「夏休み課外授業」と題して、親子で考える「戦争・テロ」の特別番組を組みました。 世界各地の子どもたちが番組に寄せてくれた絵から、子どもたちが見た等身大の戦争やテロについて考えていきます。さらに、特別講師として、ジャーナリストの池上彰さんや、自らも戦争 ...

2017年6月8日(木)

僕の生みの親はどこに?~10年後の赤ちゃんポスト~

熊本市の民間病院に設置された「こうのとりのゆりかご」、いわゆる「赤ちゃんポスト」は先月、設置から10年を迎えた。昨年度までに預けられた子どもは130人。データから浮かび上がったのは「救われたはずの子どもたち」のその後の課題だ。今も20人以上の子どもたちは親が分からず、自分のルーツをたどることができない。今回NHKの取材に応じた少年は、その複雑な胸中を赤裸々に語ってくれ ...

2017年3月14日(火)

世界が注目!パンダの子育て ~密着・愛と涙の180日~

今、和歌山県の動物公園「アドベンチャーワールド」が実践するジャイアントパンダの子育てが世界中から注目を集めている。これまでパンダの繁殖のグローバルスタンダードは、いち早く母親と子どもを隔離し、母親を次の交尾に備えさえることだった。しかし、アドベンチャーワールドでは、母と子を引き離さず子育てさせることで、世界でも類を見ない繁殖実績を上げてきたのである。NHKでは、去年9 ...

2016年11月21日(月)

賛否噴出 ネットで“赤ちゃん”をあっせん!?

「生んでくれたら最大200万円援助」。今、ネットを活用した養子縁組のあっせんが波紋を広げている。実の親、養子を希望する夫婦から登録を受け付け、やりとりの大半をSNSで行うなど、手続きを大幅に効率化している。NPOには希望者が殺到する一方、「人身売買では」と批判の声も。子どもにとって“希望”と呼べる養子縁組をどう実現するのか?賛否渦巻く現場を取材する。

2016年4月12日(火)

子どもの命が危ない ~保育園が非常事態~

匿名ブログをきっかけに争点化した待機児童問題。政府が、保育施設の受け入れ数を増やすなどの規制緩和策を打ち出す中、「保育の質と安全」に対する懸念の声が広がっている。定員や規模の拡大が進む保育現場では、以前から、事故や虐待などのトラブルが相次いでいるためだ。国の調査では、保育園などの施設で死亡したり重篤な事故で負傷した子どもの数は、1年間で340件以上。子どもを失った親た ...

2015年4月7日(火)

“ポスト”に託された命 ~赤ちゃん100人のその後~

熊本の病院が8年前に開設した「赤ちゃんポスト」に、これまでに全国から預けられた子どもたちは100人を超えた。多くの命が救われた一方で、その後の「養育」の責任を誰が持つのか、フォロー態勢は十分に整っていない。今回、NHKでは「ポスト」に預けられた子どもたちの“その後”を追跡取材。その結果、預けた後に親が子どもを再び引き取るケースも見られ、十分な支援も得られないまま、のち ...

2014年10月29日(水)

子どもって迷惑? ~急増する保育園と住民のトラブル~

今、「子供の声がうるさい」と地域でトラブルが相次いでいる。神戸市や練馬区などでは、保育園を相手に訴訟を起こす事態にまで発展している。こうした事態に対し、子供を抱える施設では、外遊びを制限する保育所など本来の保育の質を落としたり、地域の中で孤立したりしている状態に陥っている。問題の背景として専門家が指摘するのは、「地域社会の人間関係の希薄化」と「少子高齢化による子供の異 ...

2014年1月23日(木)

子どもに会えない父親たち ~どう築く 離婚・別居後の関係~

別居や離婚で子どもと離れて暮らす父親が「子どもを失いたくない」などの理由から、わが子を連れ去ったりする事件やトラブルが後を絶たない。共働きが定着し、子育てに生きがいを感じる男性が増える一方で、年間23万件に上る離婚の数。専門家は、「子どもと会えないことで、ストレスを溜め込む父親が増えている」と指摘する。一方、子どもを引き取った母親の側には、別れた夫に対する不信や恐怖が ...

2014年1月15日(水)

“親子”になりたいのに・・・ ~里親・養子縁組の壁~

虐待等の増加で、親元を離れ施設で暮らす子どもはおよそ3万1000人。一方、6組に1組の夫婦が不妊に悩む今、養子や里子を望む人は急増し、およそ1万人に上る。それにも関わらず、養子や里子として家庭で暮らせるようになる子どもは年間1600人ほどにとどまっている。特に乳幼児は特定の大人から愛情を注がれる必要があるとされているが、施設で暮らす子どもの割合は、日本は世界でも突出し ...

2013年10月3日(木)

出産・育児は“迷惑”? ~職場のマタニティー・ハラスメント~

マタニティー・ハラスメント、略して「マタハラ」。働く女性が妊娠や育児を理由に、職場で受ける不利益な取り扱いをさす言葉だ。今年、連合が行った調査で、働く女性の4人に1人が「マタハラ」を経験している実態が初めて明らかになった。法律で定められた産前産後休暇の取得が認められず退職に追い込まれる、職場で嫌がらせを受けるあまりうつ病になるなど事態は深刻だ。問題は企業や管理職の無理 ...

2013年9月30日(月)

家族とは?親子とは? 揺らぐ法制度

「結婚していない男女の子は、結婚した夫婦の子の半分しか遺産を受け取れない―」。今月、最高裁の大法廷で「婚外子」の相続差別は違憲とする決定が出された。明治時代から100年以上続いてきた民法の規定が変更を迫られることとなり、今、様々な波紋を呼んでいる。「最高裁の判断は家族制度が崩れる」という反発の声があがる一方で、事実婚やシングルマザーの増加で、婚外子は年々増加。今や全体 ...

2013年7月24日(水)

深刻化する保育士不足 ~“待機児童ゼロ”への壁~

「2年で20万人分、5年で40万人分の保育の受け皿を確保する。」政府の「待機児童解消加速化プラン」。いち早く“ゼロ宣言”をした横浜をモデルに待機児童解消を図る。しかし、保育の「ハコ」は確保できても、不足するのが保育士。新たに7万4千人が必要になる。既に激しい争奪戦が始まり、保育士を大量に引き抜かれた園や、預かる子どもを制限せざるを得ない園も現れている。保育士不足を加速 ...

2011年11月21日(月)

岐路に立つ保育の現場 ~加速する民間参入~

今月、多くの自治体で本格化した来年度の保育所の入所申請。保育所に入れない待機児童は25000人を超え、不況で共働きの人が増える中、対策はまったなしだ。国は25年度の導入を目指す育児支援策「子ども・子育て新システム」の中間案で、株式会社など多様な事業主体の参入促進を図るとの方針を掲げた。不動産のデベロッパーと組んで用地確保を進める企業や、国の方針を追い風に大幅な新設を目 ...

2010年10月5日(火)

“イクメン”で行こう! ~男の育児が社会を変える~

今、「イクメン」が注目されている。イクメンとは、育児を積極的に楽しむ男性。各地で、NPOや自治体が、イクメンスクールなどを主宰。国も、少子化対策の切り札として、今年6月「イクメン・プロジェクト」を立ち上げた。また、同じ6月から、育児休業法の改正で、妻が専業主婦でも男性が育児休業を取得できるようになるなど、イクメンをサポートする体制も整ってきた。今、特に20代の若い男性 ...

2007年10月17日(水)

子どもがすし詰め ~揺れる学童保育~

共働きや一人親の家庭の子ども達が放課後すごす「学童保育」が各地でパンク状態になっている。パートや派遣労働の拡大で共働き家庭が増えた上、子どもを狙う犯罪に対する危機意識の高まりが背景にある。少子化にも関わらず、学童保育に通う子どもは10年で2倍、75万人に急増。狭い部屋に100人以上の子どもたちが押し込まれるケースも多く、保育中のケガや事故が頻発し、情緒面での悪影響も懸 ...

2007年10月3日(水)

相次ぐ赤ちゃん置き去り事件

出産直後の赤ちゃんが駅のトイレや、自転車置き場、道端などに置き去りにされる事件が全国で相次いでいる。その数はこの半年だけで30件以上。死体の状態で発見されるケースも多い。我が子をすてる母親の多くは十代後半から二十代前半。経済的な困窮に陥っていることに加え、誰にも相談できず周囲から孤立した女性がほとんどだ。一方で、貧困に苦しむ母親の出産を経済的に支援したり、赤ちゃんの特 ...

2005年4月19日(火)

育児支援はどこまで進むか ~次世代法に揺れる企業~

企業の育児支援を加速させ、少子化対策にもつなげようと、今年4月、次世代育成支援対策推進法(通称:次世代法)が施行された。従業員301人以上の企業は、社員が仕事と育児を両立できるよう、一歩進んだ行動計画を作ることが義務づけられたのである。企業は今、従来の育児支援策の大幅な見直しが迫られている。育児にかける時間がより必要な”小学校低学年”まで、短時間勤務制度の延長を検討す ...

2005年3月29日(火)

親の心をつかんだ詩 ~子育てを映し出す19行~

「批判ばかりされた子どもは非難することをおぼえる。激励を受けた子どもは自信をおぼえる。」先月末、皇太子さまが会見で紹介し、ベストセラーとなった「子どもが育つ魔法の言葉」。この詩が生まれたのは50年前、カリフォルニアに住む主婦、ドロシー・ロー・ノルトさんが地方紙のコラムに書いたものだ。日本では15年前に紹介されて以来、子育てに悩む若い母親たちを中心に、90年、2000年 ...

2004年5月10日(月)

絆(きずな)を取り戻したい ~始まった“親子再生”~

両親の離婚や死別、虐待などが原因で親元から離れ児童養護施設や乳児院などで暮らす子供は3万4千人。再び被害にあう恐れもあるなどとして、これまで親元に返す取り組みは積極的には行われてこなかった。 そこで、東京都では去年から家庭復帰、「親子再統合」に力を入れ始めている。多くの子供が親との同居を望んでいる実態、そして親子関係が子供の成長に果たす役割の大きさが、改めて認識され ...

2003年2月12日(水)

赤ちゃんが笑わない

全国の児童相談所に寄せられる虐待の相談件数は年間2万3千件以上、そのうち0?2歳児の41%を占めるのが「ネグレクト(無視)」である。 そうした赤ちゃんの中に「笑わない」「泣かない」子が多いことが、深刻な問題になってきた。虐待を受けた子を預かる施設の現場では、親から子供と扱ってもらったことがない子が、大人を信用することができず、親代わりとなった職員に対しても、人間とし ...

2000年8月1日(火)

子どもの体に異変 ~幼稚園・保育園の現場から~

全国の幼稚園や保育園の現場から、最近、子どもの体がおかしいという報告が相次いでいる。直立したとき、足の指が地面につかない子どもが多くいることが判ってきた。朝の体温が35度台前半という、低体温の子どもも増えている。こうした子どたちは疲れやすく怪我をしやすいという。番組では、全国各地の幼児の実態調査を追い、子どもたちの体に何が起きているのか、その異変に迫る。

1997年12月9日(火)

赤ちゃん預かります ~保育に乗り出した幼稚園~

子供を生んだ後も働き続ける女性が増える中、0歳児から子供を預かる保育園の人気が益々高まっている。その一方で、3歳以上の子供しか預かれない幼稚園は不況に立たされている。幼稚園は、生き残りをかけた新しい試みを始めている。園児を確保するため赤ちゃんの保育に乗り出す幼稚園も現れた。 保育園との激しい競争の中で、幼稚園はどう変わろうとしているのか、最新の動きを追った。

1996年11月7日(木)

赤ちゃんのベットが足りない ~危機に立つ未熟児医療~

体重が少ない未熟児の多くは生まれて直ぐ特殊な治療が必要だが、こうした赤ちゃんのベッドが足りないため、出産直前の母親や生まれたばかりの赤ちゃんを遠くの病院まで運ばなければならないケースが各地で起きている。母親と赤ちゃんの命を危険にさらすような事態を起こしているベッド不足の現状を伝える。

1994年2月2日(水)

始まった保育所大改革 ~子育ては楽になるのか~

今、保育園は、新年度の入園の申し込みのシーズンを迎えているが、希望の保育園には入れない子どもたちが増え続けている。その一方で、入園する子どもが少なくなり廃園に追い込まれる保育園が相次いでいる。保育園が抱える問題をどう解決するのか、戦後初めて始まった保育制度の大改革の動きを探る。