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冤罪(4件)の放送記録

新しい記録から見る
2023年12月13日(水)

ゆがんだ“正義”はなぜ ~私人逮捕系動画の波紋~

痴漢や盗撮など、犯罪行為をしたと主張して取り押さえ、その様子をネット上に投稿する「私人逮捕」系と呼ばれる動画。主に30~40代に人気となる一方、投稿したユーチューバーが相次いで逮捕されるなど、大きな問題になっています。なぜ動画が拡散するのか。取材を進めると、収益のために再生回数を増やそうと過激化している実態や、警察・行政への不信感、さらに社会の閉塞感も浮き彫りに。「私 ...

2023年10月30日(月)

遅すぎた“救済”はなぜ 袴田再審・知られざる内幕

身に覚えの無い罪で逮捕されたと無実を訴え続け、裁判がやり直されるまで半世紀の歳月を要する理不尽―。57年前、静岡で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)。2023年、再審を認める決定が出され、10月27日初公判が開かれました。再審を求める最初の申し立てから40年余り。なぜこれほど長い時間がかかったのか。独自入手した新資料と、元裁判官など当事者たちの ...

2022年11月16日(水)

無実の逮捕なぜ~狙われた中小企業 300日の記録~

"突然の逮捕"は全く身に覚えのないものだった―。2年前、軍事転用のおそれがある機械を不正輸出した容疑で中小企業の社長ら3人が逮捕された事件。勾留は一年近く続き、一人は無実を訴えながら亡くなりました。しかし去年、検察の「起訴取り消し」という異例の判断で事件は突如幕引きに。一体何があったのか?当事者や遺族、専門家らの徹底取材で浮かび上がった「経済安保」強化の下で進められた ...

2009年6月23日(火)

えん罪はなぜ見過ごされたか

平成2年に栃木県で4歳の女の子が殺害された足利事件。無期懲役が確定した菅家利和さんが、DNAの再鑑定で犯人ではない可能性が高いとされ、逮捕から 17年半ぶりに釈放された。捜査段階から裁判に至るまで誤った判断の拠り所となったのが自白と精度の低いDNA鑑定だった。菅家さんが涙を流した取り調べ、矛盾する自供の内容、二転三転する裁判での証言。無実のシグナルがなぜ見過ごされたの ...