
解散命令請求“その先”に何が~旧統一教会と新たな難題~
政府から解散命令請求が出された旧統一教会。裁判所の審理を経て解散命令が確定した場合、教団は宗教法人格を失うことに。だが、そこには数々の難題が。教団の財産保全は?被害者への返金は?信者が教団を離れたときの受け皿は?…信者の親をもつ2世たちは危機感を強めています。一方、現役2世信者からは、差別や偏見が強まるのではないかという不安の声も。解散命令請求を受けて新たなフェーズに ...
政府から解散命令請求が出された旧統一教会。裁判所の審理を経て解散命令が確定した場合、教団は宗教法人格を失うことに。だが、そこには数々の難題が。教団の財産保全は?被害者への返金は?信者が教団を離れたときの受け皿は?…信者の親をもつ2世たちは危機感を強めています。一方、現役2世信者からは、差別や偏見が強まるのではないかという不安の声も。解散命令請求を受けて新たなフェーズに ...
日本を震撼させた安倍元首相銃撃事件からまもなく1年。旧統一教会をめぐる数々の問題は、今、どうなっているのか。改革を進めているとする教団。事件後、初めて教団内部や幹部らを独自取材。信者たちは?問題となった高額献金は?韓国で開かれた集会で、教団総裁が信者たちにが語ったこととは―。そして「教団との関係を断絶する」とした自民党など政治は、その後、教団との関わりを絶ったのか?徹 ...
解散命令請求の行方に注目が集まる旧統一教会。高額献金など数々の問題に対し、幹部は“改革”を進めるとしていました。一方で、取材を進めると高額献金にとどまらない問題で“救済”を求める声も。教会の責任者と信者の間で起きていた多額の“借金”をめぐるトラブルとは。さらに、日本の献金を頼っていた韓国で“ある異変”が。献金を求める動きの強化、そして合同結婚式後、韓国に渡った日本人女 ...
旧統一教会の“知られざる被害"の実態をスクープで報じました。史上初の質問権行使、そして被害者救済の新法案の行方に注目が集まる中、今回、NHKは未だ明らかになっていない被害を独自取材。高額献金で生活困窮に陥った"無年金高齢者"とそれを支える2世の現実。信者の親の"独居高齢者"からも財産を集めている疑惑。さらに、カメラの前で初めて明かされた旧統一教会で行われている「養子縁 ...
安倍元首相銃撃事件の後、旧統一教会の信者の子どもたちが相次いで声を上げています。「貧困や孤立」「恋愛・結婚の自由がない」など、なぜ親が信じる宗教に自分の人生が壊されなければならいのか、というものです。2世らの悲痛な声を旧統一教会はどう受け止めているのか?こうした問題と向き合い、法制備を進めたフランスの取り組みも現地で取材。“宗教2世”の知られざる現実、被害を繰り返さな ...
第2次岸田改造内閣の閣僚・副大臣・政務官で、少なくとも32人に何らかの接点があり、他にも自民党幹部や野党議員との関係も次々と判明している旧統一教会。なぜ、どのように政治家との関係を広げていったのか?政治家が繋がりを持つ理由とは?実態に迫りました。さらに安倍元首相がビデオメッセージを送っていたUPFジャパン、国際勝共連合など関連団体のトップ・梶栗正義氏が初めてテレビカメ ...
選挙戦の最中、安倍元総理大臣が銃撃され、死亡した未曾有の事件。逮捕されたのは山上徹也容疑者(41)。逮捕後、山上容疑者は「特定の宗教団体に恨みがあった」「母親が宗教団体にのめり込み、多額の寄付をするなどして、家庭生活がめちゃくちゃになった」などと供述。なぜ宗教団体に恨みを持ったのか?なぜ安倍元総理大臣を銃撃したのか?事件の背景にいったい何があったのか?独自取材で深層に ...
去年7月にオウム真理教の死刑囚13人の刑が執行されてからまもなく1年。“異例の執行”の舞台裏で何があったのか?取材チームは、独自に法務省などの関係者、死刑囚たちの弁護士などの新証言を得て、その真相を探っていく。「死刑の決定」はどのように行われたのか。そして、死刑囚たちは、執行直前までの面会や手紙で何を語り、執行時どんな様子だったのか。“究極の刑罰”でありながら、厚いベ ...
今日、オウム真理教の元幹部たちの死刑が執行された。「地下鉄サリン事件」などの凶悪事件を引き起こした教祖・麻原元死刑囚をはじめとする7人の執行から間を置かない“同時執行”となった。私たちは獄中で元死刑囚が綴った手紙の内容を独自に入手。そこには、今回刑を執行された元死刑囚が、麻原そしてオウムをどう見ていたのか、なぜ凶悪な犯行に及んだのか、そして犯した罪を自らの“死”をもっ ...
「死んだらあの世にいくのか?」「死んだら無になってしまうのか?」 がんなどで余命わずかとなり、死期が迫ったとき、誰しもが抱く不安や恐怖。 これらの不安を和らげるため、いま全国の病院に、僧侶や牧師が入り、末期患者に寄り添い始めています。 無宗教だった女性が、宗教者の力を借りて、穏やかな最期を迎えるドキュメント。 タレントの壇蜜さんと、現役緩和ケア医と共に、新たな ...
出家のための儀式「得度」を悪用した新たな犯罪「出家詐欺」の実態が、NHKの取材で明らかになった。多重債務者を出家させて戸籍の下の名前を変えて別人に仕立て上げ、金融機関から多額の住宅ローンを騙し取る手口だ。京都府警は組織的に融資を騙し取ったとして、住職やヤミ金融業者らを全国で初めて摘発。さらに取材を進めると、ブローカーが暗躍し、「出家詐欺」が水面下で広がっている実態もわ ...
「葬式仏教」と批判されて久しい日本の寺が追い詰められている。都市への人口流出と檀家の減少、「直葬」に代表される宗教離れよって、衰退してきた寺が経営難に陥り、数億円の負債を抱えるケースも出てきている。原因は“墓ビジネス”の失敗だ。葬儀会社に「葬式」さえも奪わつつある寺が、存続をかけてビル型納骨堂や巨大霊園を建設したものの、売れ残ってしまったのだ。一方、危機的状況のなかで ...
オウム真理教の麻原彰晃、本名・松本智津夫被告の死刑が近く確定する可能性が出ている。それを前にNHKは、名前を変えて今も活動を続ける教団「アーレフ」の内部に取材に入った。上祐史浩代表は「事件を反省している」と語り、”脱・麻原”の取り組みを強調。ある信者は「事件と向き合いたい」と、脱会した実行犯と手紙のやりとりを続ける。しかし取材からは、松本被告の存在を完全に断ち切れない ...
地下鉄サリン事件から10年が経つ。麻原彰晃(本名 松本智津夫)の指示によってまかれた毒ガスのサリンー。罪のない12人の命が奪われ、5000人以上が負傷した。 東京近郊に住む40代の女性は、全身のほとんどが麻痺し、目も失明、言葉もうまくしゃべれなくなった。今なお家族の介護を受けながら、寝たきりの生活を続けている。事件の実行犯は逮捕され、裁判は進んでいるが、女性の体は回 ...
オウム真理教による地下鉄サリン事件から9年、27日に教祖麻原被告への判決が言い渡される。未曾有の事件が節目を迎える中、これまで未解決だった問題の存在が明らかになってきた。 10年前に出家した後、行方が分からなくなっている娘の消息を確かめようと、オウムの施設や警察などを辿る母親。今も名称を変えて活動を続ける教団に残る子供を何とか脱会させようとする親たち。 NHKが入 ...
オウム真理教が、対外的な宗教活動を当面休止するという「休眠宣言」を出した。今夜は、教団の今を検証する。
地下鉄サリン事件の実行犯の一人・林郁夫被告の判決が、明日言い渡される。今夜は、何の落ち度もない12人の人が死亡し、3,800人もの人が被害を受けた無差別テロに関わった医師の告白を伝える。
先月末、アメリカカリフォルニアで39人の遺体が発見された。カルト教団の集団自殺だった。この教団は、インターネットでヘール・ボップすい星の接近にあわせて自殺することを示唆していた。集団自殺はなぜ行なわれたのか、教団はインターネットをどう利用したのか、アメリカで広がる電脳カルト教団の実態に迫る。
麻原被告の逮捕や教団の犯罪が明るみに出たことから、次々に教団を離れた信者たち。彼らへの初めてのアンケートがまとまった。元信者たちは今、教祖だった麻原被告のことをどう思い、今何を考え悩んでいるのか。 アンケートから浮かび上がったオウム真理教元信者の姿を伝える。
このほど、一流の美術コレクター(79歳)が国の重要文化財などを売った代金12億円余りの所得を隠した脱税が発覚した。所得隠しに利用されたのは活動していない休眠状態の宗教法人だった。美術コレクターと宗教を結びつけたものは何だったのか、12億円もの大金をどうやって隠したのか、その手口に迫る。
宗教法人明覚寺グループは水子や先祖などの霊がとりついていると偽り、厄払いと称して多額の現金をだまし取っていた。指導者の逮捕によってその教団ぐるみの組織的な犯罪が明らかになった霊視商法。宗教ビジネスの野望とその実態に迫る。
オウム真理教をめぐる事件に端を発した宗教法人法の改正問題。今国会中に改正を目指す与党に対し、新進党は信教の自由を侵すものとして強く反発している。与党はなぜ改正に賛成なのか。新進党はなぜ反対なのか。与野党の思わくに迫る。
数年前から何かがおかしいと言われ続けてきたオウム真理教。教団の組織的犯罪を警察や行政は、なぜその実態をあばき、その暴走を止めることができなかったのか。教団の異常さに向き合った人々の記録や証言をとおして、あらためて見つめなおす。
43年前に作られた法律・破壊活動防止法を戦後最大の犯罪集団・オウム真理教に対して適応すべきかどうか注目が集まっている。その論議の行方を探る。
坂本弁護士一家が姿を消してから凡そ6年。坂本弁護士は、オウム真理教の信者の親たちから相談を受け、教団と半年間にわたって交渉を続けていた。坂本弁護士はどのような交渉を行なっていたのか、なぜら致されたのか。 番組では、坂本弁護士が残した50枚におよぶ交渉メモから、その真相に迫る。
オウム真理教による地下鉄サリン事件はどのように実行されたかを教団幹部の証言をもとに検証する。後半は被害者や遺族のその後を伝える。
今夜は、オウム真理教と地下鉄サリン事件の動機に迫る。地下鉄サリン事件という、これまで例を見ない無差別テロから2か月、麻原容疑者をはじめオウム真理教がこの事件を起こした疑いが、ますます強まっている。 番組では、宗教団体がなぜこのようなテロを起こしたのか、専門家の分析でその動機を探る。
一ヵ月以上にわたって警察の強制捜査を受けているオウム真理教。この教団はわずか11年の間に1万7000人といわれる信者を集め、急成長してきた。この急成長の陰には、若者を取り込む綿密な勧誘マニュアルと特異な修業がたった。 番組では、様々な疑惑に包まれているオウム真理教の勧誘と修業におけるマインドコントロールの実態に迫る。
今夜は、オウム真理教をめぐる強制捜査の発端となったら致事件の核心に迫るインタビューである。東京・品川区の目黒公證役場・事務長の假谷清志さんがら致され行方不明になっている事件は、オウム真理教の信者だった假谷さんの妹・仁科愛子さんの奪回をめぐって起きたものとみられている。 その假谷さんの妹が、NHKのインタビューに応じた。
今夜は、疑惑に包まれているオウム真理教の謎に迫る。なぜオウム真理教に高学歴の若者が引きつけられるのか、なぜ宗教団体が科学を強調するのか、なぜ反社会的行動に走るのか。 番組では、オウム真理教と関わってきた3人の専門家に分析の通して、この3つの疑問に迫る。
富士山ろくに点在するオウム真理教の施設。家宅捜索でサリンの原料になる物質が大量に発見され、また、この施設が数々の工場を備えた施設であることが分かってきた。ここでの生活はどのようなものなのか、また、化学を専攻する学生たちはなぜオウム真理教に入信したのか、ある信者のケースを通してそのなぞに迫る。
警視庁は、オウム真理教がサリンを製造していた疑いが強いとして捜索を続けているが、これまでの捜索で、サリン製造に必要な化学物質がすべて発見された。果たして、オウム真理教は、サリンを製造していたのだろうか。一方、およそ5千人が被害にあった地下鉄サリン事件から1週間。この事件でサリンはどのように使われたのだろうか。毒ガス「サリン」とオウム真理教をめぐる疑惑に迫る。