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性暴力(16件)の放送記録

新しい記録から見る
2023年12月4日(月)

検証・ジャニーズ性加害 “救済”めぐる壁

「NHKのトイレで性被害に遭った」という人をはじめ、民放でも被害にあったという証言が次々と出ています。当時、テレビ局側の管理体制はどうなっていたのか。そして今、“救済”の壁となっているのが、事務所への在籍や活動の確認できないといった課題です。意を決して被害を告白したにもかかわらず、自ら困難な証明を求められ、救済に至らないのではと追い詰められる人も。今の補償の進め方に問 ...

2023年9月11日(月)

“ジャニーズ性加害”とメディア 被害にどう向き合うのか

ジャニーズ事務所が会見を行い、性加害があったと初めて認めました。クローズアップ現代は5月に、この問題を報じて以降、取材を継続してきました。元ジュニアたちが明かしたのは、今なお続く性加害のトラウマでした。そして、問題の背景として指摘される“メディアの沈黙”。なぜNHKも含め、テレビ業界は長年、ジャニーズの性加害問題に向き合ってこなかったのか。そして、二度と被害を起こさな ...

2023年6月19日(月)

その性的行為、同意ありますか?“新たな刑法”が問いかけるもの

16日、性犯罪に関する刑法の改正案が国会で可決・成立しました。「強制性交罪」だったものが「不同意性交罪」に変更。“同意のない性的行為は犯罪”と明確化へ。処罰に必要な要件として、現在の「暴行・脅迫」に加え、「経済的・社会的地位の利用」や「恐怖・驚がくさせる」などの8つの行為が具体的に示されました。改正の背景には、これまでの法律や社会では、訴えが届かず苦しんできた被害者た ...

2023年5月17日(水)

“誰も助けてくれなかった” 告白・ジャニーズと性加害問題

ジャニーズ事務所の元所属タレントが、亡くなったジャニー喜多川前社長による性被害を相次いで訴えています。今週、藤島ジュリーK.社長が公式見解を発表しました。BBCのドキュメンタリーや外国特派員協会での会見後、独自取材を進めてきた取材班。今も自らが受けた被害に苦しんでいるという人、周囲の被害を目撃していたとして沈黙した自分を責める人など、新たな証言の数々が。被害を繰り返さ ...

2022年10月26日(水)

急増する盗撮 暮らしに潜む危険と対策

いつもの駅や電車、職場、学校、自宅にまで「盗撮」のリスクが…。公衆トイレの排水溝、銭湯のお風呂セットなど、生活のあらゆる場所に小型カメラが潜み、盗撮被害が急増しています。検挙数は10年前の2倍に。被害者は適応障害になるなど日常を奪われ、深刻な影響が。しかし盗撮を取り締まる直接的な法律がないため、多くが事件化されず被害者は泣き寝入りしているのが現状です。被害の実態を徹底 ...

2022年9月7日(水)

揺らぐ“中絶の権利”日本の現実は

年間14万件の人工妊娠中絶が行われている日本。産婦人科の医師を対象に調査すると、意図しない妊娠をしたケースでも中絶できない「壁」があることがわかりました。調査のきっかけとなったのはアメリカの中絶をめぐる混乱です。半世紀ぶりに最高裁の判例が覆され、中絶を厳しく規制する州が増えたため、追い詰められる人が相次いでいます。妊娠や中絶という女性の人生を左右しかねない重い選択を迫 ...

2022年6月14日(火)

封じられてきた声 映画界の性暴力〜被害をなくすために〜

映画界で相次ぐ性暴力の告発。証言からは性暴力を見過ごしてきた映画業界特有の構造が見えてきました。キャスティング権を持つ監督やプロデューサーなどが地位や関係性を利用して性暴力に及ぶケースや相談窓口がなく泣き寝入りせざるをえないケースが後を絶たないといいます。一方、海外では支援機関の設置や防止教育の義務化など、業界をあげて被害を防ぐ取り組みが進んでいます。被害の実態、そし ...

2021年11月4日(木)

追跡・SNS性犯罪~ ネット上で狙われる子どもたち

いま、子どもたちがSNSを通して、わいせつな行為を求められたり、性的な画像を要求され、知らぬ間にネット上で拡散される被害が増加している。子どもたちにいま何が起きているのか・・・今回、番組では支援団体と共同で、SNS上に架空のアカウントを開設。見えてきたのは、巧みな話術で懐柔し子どもたちを手なずける卑劣な手口だ。さらに画像が、違法な児童ポルノサイトで売買されている実態も ...

2020年12月15日(火)

教員からの性暴力なくすために 最前線からの提言

去年5月から継続取材を行うクローズアップ現代+の「#性暴力を考える」プロジェクト。今回は、わいせつ行為などで処分される公立学校の教員が過去最多となっている、学校現場の問題に迫る。私たちの取材で明らかになったのは、処分に至るのは氷山の一角に過ぎず、多くの被害が意識や制度、時間などの“壁”に阻まれ、埋もれたままになっている実態。現場の徹底取材に加え、最前線で活動する専門家 ...

2020年1月23日(木)

データが浮き彫りに!知られざる痴漢被害の実態

多くの被害者が泣き寝入りしてきた痴漢。埋もれてきた声をすくい上げようと開発されたアプリ「痴漢レーダー」はボタン一つで被害の場所や内容を登録できる。半年に寄せられた2000件超の情報を分析すると、多発している場所は「明るく人目が多い所」や「逃げやすい経路がある所」。また「すれ違いざまを狙う」「自転車を使う」など卑劣な手口も見えてきた。社会の意識を変えようと動き始めた取り ...

2019年11月27日(水)

まさか家族が性暴力に・・・ 身近に潜む被害

もし、自分の家族が、知らないうちに性暴力の被害に遭っていたら…。番組が取り組んできた「“性暴力”を考える」。寄せられた声で目立つのが、被害のことを誰にも話せずに人知れず苦しんでいるというもの。国の調査でも被害者の6割が「誰にも言えない」と答えている。誰もが直面する可能性がある「家族の性被害」。被害当事者、家族、支援者・・・さまざまな立場の声に耳を傾け、どう受け止めれば ...

2019年7月30日(火)

“顔見知り”からの性暴力 ~被害者の苦しみ 知ってますか?~

「性暴力の実態を知ってほしい」。被害者たちが声をあげる中、取材班は名古屋市の性暴力救援センターに2か月間密着。日々舞い込む相談の8割以上は、友人、同僚、身内など“顔見知り”からの被害だ。加害者が身近な人ゆえに、被害者は抵抗できず、周囲に打ち明けても理解されず、自分を責め、何重にも苦しみ続ける実態が見えてきた。誰の身近でも起こり得る現実を伝える。

2019年7月3日(水)

気づかぬうちに被害者に… 広がるレイプドラッグ

「トイレに立ったあとの記憶がない…」食事に出かけた相手から飲み物などに薬物を混ぜられ、性的暴行を受ける「レイプドラッグ」を使った被害。婚活やマッチングアプリが急速に普及するなか、安易に薬を使って性交渉に及ぶ事例が多発している。使われるのは病院で処方される睡眠薬。不眠を訴えれば容易に処方される手軽さに加え、わずか一日で体外へ排出されるため証拠が残りにくく、多くの被害者が ...

2019年5月16日(木)

“魂の殺人” 性暴力・無罪判決の波紋

今年3月、名古屋地裁岡崎支部が出した判決に波紋が広がっている。19歳だった娘への性的暴行の罪に問われた父親に無罪が言い渡されたのだ。背景にあるのが、刑法で定められた犯罪の要件。2年前の法改正の前に議論されたが要件は改正されず、性犯罪被害の当事者などからは、「実態とあっていない」という批判があがっていた。番組では、法改正について議論した法律家などメンバー12人に緊急アン ...

2015年11月24日(火)

助けてと言えなくて~女性たちに何が~

救急医療の最前線に今、異変が起きている。「貧困」や「孤立」といった社会的問題を抱えた女性たちが運び込まれるケースが急増しているのだ。非正規雇用や離婚などによる経済的困窮、今年、過去最多の5万9千件を記録したDV…。社会で孤立し、SOSを発することもできず、命さえ危ぶまれる段階になってようやく医療とつながる女性たちの姿がそこにはある。番組では、年間およそ1万5千人の救急 ...

2007年2月8日(木)

性的虐待 ~子どもをどう救うか~

跡を絶たない児童虐待。身体的虐待、育児放棄に続き、これまで見えにくかったもうひとつの虐待・性的虐待の実態が少しずつ明らかになってきた。児童相談所への相談件数はこの10年で3倍に増えたが、これも氷山の一角と見られている。家族などから虐待を受けた子どもは、「被害を訴えると家庭が壊れる」と口を閉ざし、周囲の無理解も重なって実態が見えにくいためだ。問題を誰にも言えず抱え込むた ...