
ニッポンの温泉に異変!? 湯の“枯渇”を防ぐには
各地で増え続ける日帰り温泉入浴施設。今や7800施設に上る一方、各地の温泉では、湯量の減少やお湯の温度の低下といった“異変”が報告されています。地下1000mから温泉をくみ上げてきた青森の入浴施設では十分な湯量が得られない状況に陥り、廃業を決断。さらに大分県別府市では、市内の温泉を調査したところ、広い範囲で湯温の低下が起きる可能性も明らかに。わき出る温泉を使いすぎず上 ...
各地で増え続ける日帰り温泉入浴施設。今や7800施設に上る一方、各地の温泉では、湯量の減少やお湯の温度の低下といった“異変”が報告されています。地下1000mから温泉をくみ上げてきた青森の入浴施設では十分な湯量が得られない状況に陥り、廃業を決断。さらに大分県別府市では、市内の温泉を調査したところ、広い範囲で湯温の低下が起きる可能性も明らかに。わき出る温泉を使いすぎず上 ...
高速道路の利用者に食堂や給油所を提供するサービスエリア。今、観覧車や天然温泉が併設されるなど大きな変貌を遂げています。民営化によって競争が激化し、他との差別化のため地元の特産品をそろえるなど、地域密着型のサービスエリアが急増。地域経済の活性化にもつながっています。一方で採算のとれないガソリンスタンドの廃止が相次ぎ、150キロ以上給油できない区間もあるなど課題も。サービ ...
この夏、旅行か自粛か、迷う人も多いのでは…。取材班は旅館や観光バス会社に密着。不安定さを増す客足に、これまでのように人件費を抑えて“守り"を続けるのか、人手を増やして“攻め"に出るのか、“ギアチェンジ"の難しさに直面していました。こうしたなか、バス会社の社長は思わぬ策に打って出ました。旅館では支配人が二足のわらじ作戦を決断。第7波で再び翻弄されている観光業。打開策はあ ...
賃金が上がらず、歴史的な円安も重なり“安い"と言われる国になった日本。その光と影を2夜に渡って見つめます。世界的に“お買い得"と見られる「不動産」に、いま外国人からの買い注文が殺到。購入の希望は中国だけでなく、東南アジア各国からも。象徴の一つが観光地。新型コロナの影響、国内需要の衰退に直面する事業者には、海外からの投資は救世主である一方、地元では“思わぬ事態"も…。世 ...
例年は大型連休のある5月が一番のかき入れ時の動物園。ことしは緊急事態宣言で休業を迫られるなど、各地で厳しい状況に陥っている。さらにこれまで大事にしてきた「動物とふれあい、命のぬくもりや大切さを伝えること」が感染対策で難しくなり、存在意義が揺らぐ事態に。また海外からの動物の輸送停止で繁殖活動にも影響が及び、「今までのような動物園の姿を維持するのが難しい」という声もあがっ ...
新型コロナの感染拡大を防ぐため、あらためて注目される「PCR検査」。発症した人だけでなく、症状のない“無症状”の人も含め、幅広く検査を行うことで、感染の拡大を防ごうという取り組みが始まっている。去年10月からPCR検査を希望する高齢者施設の職員や出入り業者などを対象に、症状の有無にかかわらず検査を始めた世田谷区。宿泊業者を中心に広く検査を実施する観光地・栃木県那須塩原 ...
新型コロナウイルスの影響による業績の悪化が打撃となり、休業や廃業に至る企業が相次ぐ中、地域の経済や文化を支えてきた老舗の「100年企業」までもが危機に瀕していることが分かってきた。山形市の創業135年の老舗漬物店は、新型コロナによって観光需要が激減したことから、やむなく廃業を決断した。この漬物店の土蔵を改装したレストランは、地元の映画祭などにも使われる交流拠点として人 ...
新型ウイルスで観光地から人が消えた大型連休…「100年に一度」の危機に、観光のトップはどう立ち向かうのか。星野リゾートの星野佳路代表は、仕事を失ったホテルの従業員が人手不足の農家を手伝うなど、雇用を維持しながら地域の魅力を再発見する取り組みを進める。大阪観光局の溝畑宏局長は、地域の飲食店やエンタメ業界の悲痛な叫びを受け止めながら、知る人ぞ知る郊外の観光地の掘り起こしを ...