【Q&A】子どもの慢性副鼻腔炎 治療や薬の副作用について

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7歳の子供が、毎年冬になると鼻水、咳で調子が悪くなります。耳鼻科では副鼻腔炎と診断され、抗生物質などが出されます。薬を飲むとましになりますが、薬がなくなり、しばらくするとまた鼻水がでて、だんだん悪くなり、また耳鼻科に行って薬をもらうというのが数か月つづきます。こんなに抗生物質を飲んでいて大丈夫か心配になります。このような治療が適切なのでしょうか?よろしくお願いします。(35歳 女性)

専門家による回答

慢性副鼻腔炎では、マクロライド系の抗生物質が良く使用されます。通常量の半量で効果があり、半量で3か月を目処に少量長期投与療法(マクロライド療法)を行います。繰り返し行っても同様な効果が期待できます。急性の増悪時には鼻水の細菌検査を行い、検出菌に感受性のある抗生物質を短期間投与します。

(2017年2月22日(水)、23日(木)放送関連)

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